Disney+は本当にストリーミング競争を破壊する存在か?
Disney+は11月12日にスタートした、ディズニーが手がけるストリーミングサービスです。初日で1000万件の登録ユーザーを獲得し、1年で6000〜9000万件登録者数を獲得することになるでしょう。現在は米国、カナダ、オランダ、オーストラリア、ニュージーランドで視聴でき、2020年3月までに英国、ドイツ、イタリア、フランス、スペインの5カ国が追加されます。日本でも2021年には登場するとみられています。
日本におけるDisney+の導入パターンは、英国のそれに近いのではないか、と推測できます。英国では2015年からDisneyLifeというストリーミングサービスを、テストマーケットとして展開しており、英国法人はこのサービスをDisney+とリブランディングして展開するとしています。日本にはディズニーデラックスという先行サービスが既に存在しており、NTTドコモと提携してギガホなどのデータプランを契約しているユーザーは1年間無料で利用できるとのことです。Disney+導入まで、ディズニーデラックスを無償で利用できることになるのではないでしょうか。
巨大な「空母」のようなストリーミングサービスを、どう捉えれば良いのでしょうか?
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