ニューフェイスなヨーグルト!大豆が原料のヨーグルトでお手軽台湾スイーツと介護食
スーパーのヨーグルト売り場に行くと多くのヨーグルトを見かけます。機能性表示食品のものも多く、ヨーグルトが日常生活にとても馴染んでいることを実感します。種類が多すぎて購入するときに「何か新商品や珍しいものはないかな?」といつもヨーグルトを選ぶときは時間がかかります。同じ商品を続けて食べるのも全然アリなんですが、私は腸内細菌と相性が合わないのか「便通改善」で中々効果が上がらないので1つのものにこだわらず様々なヨーグルトを試しています。介護メンズも好きな味は決まっているけど、便通改善で考えるとどうやら1つのものに固定せず、時々違うメーカーのものにしたほうがお腹の調子は良いようです。
悩む中で目に入ったのがフジッコの「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」という珍しいものをみつけました。「ヨーグルトなのにSOYって大豆を使用している?カスピ海ヨーグルトって書いてあるということはとろみがあるの?」と疑問が出てきて、珍しさから手に取りました。
開封して第一印象は、見た目が白ではなく大豆のそのままの色をしていました。素材がそのまま生かされているのが見た目からもわかりました。味も、乳製品を使用したヨーグルトに比べて酸味がなく、まろやかでした。そして大豆の味がしっかりしていたので豆乳に近い印象を持ちました。カスピ海ヨーグルトということで、とろみもしっかりついていました。そこで「豆乳に近い味なら豆乳と同じように料理に使用できるのでは?」と思い今まで豆乳を使用していた料理に使用してみました。結果は大当たりでした!
ハンバーグの下味に牛乳の代わりに使用してみましたが、大豆が主成分のせいかあっさりした仕上がりで食べやすかったです。
乳酸菌特有の酸味がないので、みそ汁に入れても違和感はありませんでした。むしろ入れた方がいつものみそ汁よりもまろやかになりました。
また塩分との相性もいいので、ヨーグルトに塩とオリーブ油少々入れて「マヨネーズ風」にしたら介護メンズにも好評でした。特に茹で野菜と相性がよくマヨラーでも満足できるものでした。
湯葉(ゆば)のように醤油を垂らして食べるとさっぱりしていて、これから暑くなる季節には豆腐代わりに活躍が期待できる食材だと思いました。
また普通のヨーグルトとして、はちみつやフルーツと一緒に食べることもおススメですが、私のおすすめの食べ方は台湾スイーツの「豆花」のように黒蜜と一緒に食べるのがおススメです。「豆花」の原料も大豆なので手軽に豆花が食べられるので、私はこの食べ方が好きです。甘いものが好きな方には、ぜひおすすめのスイーツです。いつもと違うスイーツに食べる側も興味深々でした。
また食べていて、大豆の風味がとても強く感じたので「栄養成分はどうなの?」と思い調べてみました。
一般的な乳製品を使った無糖のヨーグルトは、100グラム当たりの食物繊維は0gなのに対してSOYカスピ海ヨーグルトは食物繊維が1.4gと多く、また大豆をまるごと使っているので、植物性たんぱく質も多く、女性には嬉しい大豆イソフラボンも10mg含まれていました。また、乳成分不使用なのでコレステロール0mgと介護メンズの体調を考えたときに強い味方になると思いました。食物繊維をこれだけ取ろうとすると介護食で食べてもらうには少し工夫が必要ですが、このヨーグルトなら料理に混ぜて使えるので料理に入れても食物繊維を補うのもよし、ヨーグルトとしておやつとして食べるもよし。便通改善に最適ですし、女性の方には嬉しい大豆イソフラボンもとれるので介護食の有無に関わらず使っていきたい食材になりました。
今までは「ヨーグルト=おやつ」の認識でしたが料理に使える材料として、わが家の備蓄食材の仲間入りをしました。手を抜きたいときの食事に混ぜると「栄養が足りてないかもという罪悪感」から少し抜け出せます。介護する人、される人共に夏バテしないように栄養もとりつつ、手抜きもしつつ上手にバランスをとりたいですね。
※まるごとSOYカスピ海ヨーグルトの原材料は「大豆」でアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。アレルギーのある方は摂取には十分気をつけて医師や看護師さんにご相談ください。
※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や歯科医、訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。