【炊飯器なし生活7年目】ズボラでも炊飯器を手放せた!圧力鍋でご飯を炊くメリット・デメリットまとめ
「鍋でご飯を炊く」と聞くと、ハードルが高いように感じますがじつは炊飯器で炊くよりもラクでメリットが多いんです。圧力鍋炊飯にシフトしてからは、もっと早くその良さに気付いておけばよかったと思うほど。
圧力鍋炊飯歴7年目となる暮らし研究家が、「圧力鍋でご飯を炊くメリットとデメリット」を解説していきます。
メリット1.加圧3分で炊ける
圧力鍋炊飯の最大のメリットは、「時短になること」です。圧がかかってから3分後に火を消して終わりなので、待ち時間込みで20分ほどで炊けます。そのため、予約機能なしでもないと気づいたときから炊くことができます。
メリット2.兼用使いができる
圧力鍋は「ご飯を炊く」以外でもおかず作りで大活躍します。炊飯器でもおかず作りはできるものの、実際に活用している人は少ない印象。圧力鍋だと定番のカレー作りやおでんなどの煮込み料理でも活躍するのでもっていて損はありません。
メリット3.土鍋ご飯と変わらない位美味しく炊ける
短い時間で炊いたからといっておいしくないというわけではありません。圧力鍋をおかず作りで使うときには土鍋で炊くこともありますが、どちらも仕上がりに大差はありません。土鍋の場合は、火加減次第で仕上がりが左右されますが、圧力鍋の場合は圧がかかったら弱火にするだけなのでコツ要らずでおいしいご飯が炊けます。す。
メリット4.管理がラク
丸洗いできる圧力鍋は、とにかく管理がラクです。ご飯のこびりつきはあるものの、それは炊飯器でも同様です。機械ものではないので突然壊れるリスクも少なく、炊飯器よりかは手ごろで買えるものも多いので、コスパも高いと感じています。現在は2,000円以下の圧力鍋を使用していますが、炊飯器のときよりも仕上がりの満足度は高いです。
メリット5.防災対策にもなる
ライフラインがストップしたときにご飯の炊き方が分からないと焦りますよね。カセットコンロや卓上IHヒーターでも通常通り炊けるため、万が一ライフラインがストップしてもふだんどおりのご飯をいただけます。ひとまずおいしいご飯が炊ければ食には困りません。過度に食品備蓄を増やすこともなくなりました。
メリットを解説してきましたが、いいことばかりではありません。実際に使ってみて感じたデメリットも解説していきます。
デメリット1.ガス代が高くつくことも
炊飯器をなくすことで電気代は節約できますが、ガス契約の場合はその分ガス代がかかることに。都市ガスであれば負担は少ないですが、プロパンガスの場合は注意しておかなければ思わぬ出費につながるかもしれません。
デメリット2.重たい鍋の管理手間
炊飯器の窯に比べれば重量があるので、負担に感じてしまう場合も。毎日のことだからこそプチストレスを感じてしまう場合もありそうです。圧力鍋も製品によってサイズや重さが異なりますので、購入前に重さなどを確認しておくとよいでしょう。
デメリット3.水の分量調整が難しい
基本的にお米に対して水の量は1.2合分となりますが、テキトーに済ませたりお米を研いだ後にしっかり水気を切らなければべちょべちょになることも。しっかり測れば問題はないものの、今までメモリ付きの炊飯器に慣れている人にとっては煩わしく感じるかもしれません。
デメリット4.保温ができない
炊き立てご飯はおいしいですが、保温機能がないのが難点。常温保存も難しいため、冷えたご飯は食品ラップに包んで冷凍保存しなければいけません。そのことを忘れていて、ために傷ませてしまったことも。時短ができるからこそこまめに炊いた方が負担は少ないかもしれません。
まずは手持ちの圧力鍋で試してみて!
「圧力鍋炊飯」が正解ということではなく、それぞれライフスタイルに合った方法をとることがだいじです。炊飯器から圧力鍋にシフトしたい場合、いきなり捨てるのではなく、炊飯器を一時的に隠すなどすれば後悔のない選択をとることができますよ。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
安い圧力鍋でもちゃんとおいしく炊けるのか?の検証については、『暮らし研究家が最終処分品で買った半額の圧力鍋でご飯を炊いてみたら意外な結果だった!』をご覧ください。
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