バーチャル安田講堂前で東京大学学生有志による卒業記念イベント開催
東京大学の令和元年度卒業式・学位記授与式が大幅な縮小開催となったことを受けて、卒業式における一体感やお祭り感を得るため、今期の卒業生・修了生有志でバーチャル卒業イベントが企画された。
企画したのは、東京大学大学院修士2年の畑田裕二氏らを中心とした有志たちで、東京大学の五神真総長と廣瀬通孝VR教育研究センター長の祝辞も動画で届いているという。当日、稲見昌彦教授によるリアルタイムでの挨拶(もちろん3次元アバタで登場)が予定されている。
ワールド作成者は東京大学理科2類1年生の所 壮琉(トコロ タケル)氏。一人であっという間に作り上げたという。
卒業生が卒業を実感するための場は必要
この企画は、卒業生らによる「ライトニングトーク」で卒業を実感するという趣旨で開催される。
「卒業生各位が東京大学でどんなことをしてきたのか、これからどんなことをしていくのか、みんなでおしゃべりしながら、みんなで卒業や学位取得を祝っていきましょう。」
という主催者側からの言葉にあるように、今年の3月は日本各地で卒業式が急遽開催されなくなったり、縮小になったりしたことをうけて、卒業を実感するための有志によるイベントが各所で行われている。