ノート(215) 陸山会事件で秘書が自白した経緯と「無罪請負人」の鋭い反対尋問
~続・工場編(8)
受刑234/384日目(続)
元秘書が自白した経緯
弁護側の反対尋問は、彼らが思い描いていた当初のシナリオとは異なり、こちらの誘導によってオープン・クエスチョンが主体となった。それでも、クローズド・クエスチョンを駆使し、主尋問における不利な証言を何とか弾劾しようとした場面もあった。
例えば、小沢一郎代議士に対する取調べの予定を認識していたか否かという点だ。一番最初の自白調書の作成経緯に対する元公設第一秘書の弁解と関連するテーマだったからだ。
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