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【河内長野市】何なの?くろまろの郷から花の文化園の間に、ベルリンの壁のような白い柵!その意味は

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

これまで普通に通れた場所や通りが急に工事などで通れなくなると、「え?」と一瞬慌てますね。道の駅くろまろの郷から大阪府立花の文化園の間にも、そのようなものを見つけたのです。

昨日、まもなく開業10周年を迎えるというくろまろの郷に来たときのこと、くろまろ君の後ろを見ると、「何なの?」と、見慣れない白い帯のようなものが見えます。

こちらは先月のくろまろの郷です。くろまろ君の後ろに白い帯状のものは見えません。いったいどういうことでしょうか?

川の方まで歩くと、白い柵が横長に伸びていて、まるで20世紀の東西ドイツを分断したベルリンの壁のようになっています。余談ですが、今日11月9日は35年前にベルリンの壁が崩壊の日とのこと。それはともかくもしかして花の文化園に行けなくなっているのでしょうか? 

以前通れなくなった頃の写真
以前通れなくなった頃の写真

2・3年前に階段が壊れて、しばらく迂回しないと花の文化園に行けなくなった時期がありました。まさかその再来?

どういう状態なのかとても気になったので、橋を渡って花の文化園側に行ってみました。

白い帯の先を見ると、ビニールシートが見えます。がけが崩落したのでしょうか?

近づくと、白い帯が壁のように塞がって居ます。これでは本当にベルリンの壁のようです。分断されて花の文化園側に行けない??

塞の神の先にも白い壁がずっと続いています。という事は、階段が再び閉鎖され、迂回しないと花の文化園に行けないのでしょうか?

階段近くに行くとドアが開いています。工事業者用の入口?

開いているドアの横に何か貼り紙がしてあります。

壁に工事の知らせが貼ってありました。法面(のりめん)の崩落を防ぎ、さらに駐車場の整備をする工事をしているとのこと。ちなみに法面とは、人工的に作られた斜面のことで、盛土や切土によってできるものです。

しかし、こちらを見て驚きました。なんと!いつも通り白い壁をくぐって階段から上れるようです。

入れるのならばと、中に入ってみましょう。

白い柵の反対側はこうなっています。

反対側から見た扉の様子です。

白い壁の入り口から中に入ると今まで通り花の文化園に続く階段があります。

せっかくなので階段を上がってみましょう。

上がると、今まで通り何も変わりません。白い壁のことを忘れてしまいます。

ある程度上がったところで振り返ると、壁に遮られているのがわかります。

逆に下りようとすると、画像を見る限り、外に出られないように錯覚します。実際には通れますのでご安心ください。

くろまろの郷とつながっている橋のあたりです。このように工事を行う法面部分を柵で覆っていたわけです。

階段を上がって駐車場の奥を見ると、工事をしているのがわかります。

看板がありました。花の文化園の駐車場工事をしているようです。

工事車両が見えます。

タンクローリーが入ってきました。法面の部分か地面かはわかりませんが、コンクリートを入れていくと思われます。

詳しい工事の概要を紹介しています。予定では来年の3月14日まで工事が行われるとのこと。

ということで、白い壁の正体とその意味は、の文化園の駐車場工事をしているからで、昨日の時点ではくろまろの郷と花の文化園を結ぶ階段は従来通り通れました。

さて、花の文化園では今日明日の土日も素敵なイベントが行われるようです。、秋のものづくりワークショップと題して、合計21 種のものづくり体験ができる「秋のものづくりワークショップ」の後半戦、そして、さつまいも堀体験があります。

次の週の土日、16・17両日は関西文化の日ということで、無料で入場できます。当日はふわふわ忍者迷路がお目見えし、えびす茶摘み取り焙煎体験ができるとのこと。また「花の文化園に新たな仲間 モリフクロウの『福』が登場!」ということで、土日を中心にフクロウに逢え(外部リンク)ます。

16・17の両日は、滝畑ダムで行なわれている2024創作ひろばアートの森が花の文化園で開催され、自然の木の実や枝を使った創作活動が行われます。

そして、本来10月中の土日だけだった恐竜スライダーが11月17日まで延長されるようです。

また冒頭にも描きましたが、道の駅奥河内くろまろの郷は今月10周年を迎えます。23日と24日は秋の収穫祭が行なわれるとのこと。このほかにもクリスマスモードに突入し、ケーキの予約や特別営業、いろんなマルシェがあります。

一見壁のように見えますがこれは分断ではありません。むしろ両方とも巡回して楽しめるイベント目白押しの花の文化園とくろまろの郷ということで、めっきり寒くなった冬の高向も目が離せません。

大阪府立花の文化園(外部リンク)

住所:大阪府河内長野市高向2292-1
TEL:0721-63-8739
営業時間:10:00 - 17:00(11月)
定休日:月曜日
入場料:大人:580円、高校生など:290円 (11月16・17日は無料)

アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 道の駅奥河内くろまろの郷バス停から徒歩10分、上高向バス停から徒歩15分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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