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【河内長野市】今年は昭和100年!年越しの河内長野を歩く。西代神社&住吉神社でそばを食べてみました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

明けましておめでとうございます。令和7年(2025年)になりました。さて、今年はある意味記念すべき年で、実は昭和100年(平成37年)でもあります。つまり大正時代は1世紀以上過去のものとなったわけですね。

さて、年が切り替わるタイミングに、例年通り小山田にある住吉神社で年を越すことを考えていました。ところが、西代神社で本場の隠岐そばが食べられるという情報を得ましたので予定を変更、先に西代神社に行ってから住吉神社に行くことにしました。年越しの河内長野を歩きます。

時刻は12月31日23時過ぎです。市役所に電気がついている部屋がありました。万一のために待機している人がいるようです。お疲れ様です。

西代神社に到着しました。まだ2024年ですが、もう年越しをしたかのような雰囲気です。

若者が多くいます。中高生でしょうか?とにかくテンションが高いです。

まだ2024年なので、年が明けるのを待っている状況でした。

そのため、まだ参拝している人はいません。境内には若者のほかにも多くの人がいます。

年が過ぎるのを静かに待っているという感じでした。

でも私は一足早く参拝しました。2024年が無事に過ごせたことを感謝します。

気になっていた隠岐そばを出しているのは、カッフェ イオエテ(Caffe io e te)さんです。

カッフェ イオエテとは、イタリア語で直訳すると「貴方と私のコーヒー屋」となるので、どちらかと言えばイタリア料理系のキッチンカーです。しかし、店主さんが島根県の隠岐島出身ということで、本場の隠岐そば(600円)を提供するとのこと。隠岐島と言えば確か後醍醐天皇が幽閉されていた島ですね。南朝の勢力の強かった河内長野との接点を感じます。

隠岐そばの特徴は、鯖でダシをとった汁に柚子皮のトッピングと、とても珍しい味のそばです。本来は生の岩海苔を載せるそうですが、河内長野では入手が難しいので、今回は一般的な海苔を使っています。

隠岐そば以外にもドリンクがそろっています。自家製のレモネード、レモネードソーダ、ホットワインなど盛りだくさんですね。

こちら右が隠岐そば、そして左がホットワインで、両方とも600円でした。

隠岐そばは汁が入っていないのではと思うほどの具沢山ぶりです。

でもしっかり汁は入っています。食べてみると鯖の風味がダシにしっかり入っていて、鯖の切り身も入っています。そして鯖独特の個性的な味わいを柚子が爽やかにしているような感じです。海苔も想像以上に入っていました。2024年最後の食事にふさわしい旨さでした。

ホットワイン
ホットワイン

ホットワインは、ただワインを温めているだけではなく、シナモン、カルダモン、リンゴ、オレンジ、八角、さらにいろんなスパイスやフルーツで香りがつけてあって、飲んでみて一気に体が温まりました。

カッフェ イオエテさんは、本日1日もお昼ごろから夕方にかけて同じメニューでキッチンカーを出すとのこと。関西ではなかなか食べる機会のない本場の隠岐そばを、ぜひ味わってみてください。

そしてキッチンカーはもう一台出ています。こちらのキッチンカーも本日の午後に再度登場します。

谷川養鶏の卵を使用したサーターアンダギーを提供します。

またからあげ、フライドポテト、紅芋コロッケ、さらに揚げ春巻きもあります。

ぜんざいや甘酒、さらには、光るおもちゃ300円などもあるため、西代神社境内に溜まっていた若者に人気のキッチンカーでした。

23時30分を過ぎたところです。2024年もあと30分を切ったところで、西代神社を後にします。

次の目的地、住吉神社に向かいましょう。若者たちが自転車で走り回っています。

外環状線に戻ってきました。

図書館のあるキックスの前に来ました。時刻は23時40分です。

大晦日はいろんなテレビ番組をやっていると思いますが、ちょうど紅白歌合戦では蛍の光の合唱をしていることと思われます。

赤峰の交差点まで坂を上がってきました。今年から1月26日まで行われている寺ヶ池公園のイルミネーション、さすがにこの時間は終わっていました。

ローソンの前にも若者の姿がありますね。時刻は23時50分を過ぎました。いよいよカウントダウンです。テレビではゆく年くる年の除夜の鐘をしている頃でしょうか?でもリアルで除夜の鐘の音が聞こえ始めています。

そして住吉神社に到着しました。このころにちょうど年が変わって2025年(令和7年、昭和100年)1月1日0時になりました。

秋祭りの馬かけ神事で馬と人が走る馬場を歩くと、遠くが光っています。今年も多くの人の姿が見えます。

馬の像の下では多くの人が行列を作っています。

実は行列が2つあります。ひとつは神社の参拝用ですがもうひとつは鐘を撞くための行列です。

さて、除夜の鐘のスポットをご紹介した時にも少し触れましたが、住吉神社の境内には鐘楼があり、神社なのに除夜の鐘を撞いています。

これは神仏習合の名残だと思われます。

住吉神社の社殿では、今年も多くの人が一年最初の願い事を神様に伝えています。

さて、接待所の方では今年も、甘酒とそばが無料提供されていました。

甘酒が鍋の中にぐつぐつと入っています。甘酒には自由にしょうがを入れて飲めます。もちろんアルコールが入っていないので小さなお子様も大丈夫でした。

甘酒です。思ったよりも量が多く、体がさらに温まりました。

そしてお蕎麦です。こちらも大鍋に湯気が立っていますね。

こちらが住吉神社のお蕎麦です。同じ蕎麦を使った汁麺なのに、隠岐そばとは全く異なる見た目、そして味わいです。

2025年最初の食事、毎年恒例になっています。

小山田青壮年会の皆様、いつもありがとうございます。

住吉神社にも若者が多くいましたが、それに加えて子どもから大人まで、あらゆる世代の人がいました。ビールや酒なども飲んでいる人がいて、お正月の楽しい雰囲気がこちらにも伝わりました。

というわけで、2024年の最後は隠岐そば、2025年の最初は住吉神社のふるまいお蕎麦という、年越しはそば尽くしで頂きました。

帰り際空を見上げると、雲の合間から無数の星が輝いていました。

というわけで、今年も毎日地域の情報発信をしていきます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

西代神社

住所:大阪府河内長野市西代町16-5 

アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩13分

住吉神社

住所:大阪府河内長野市小山田町453
アクセス:南海・近鉄河内長野駅、南海千代田駅からバス 福祉センターあかみねバス停下車徒歩4分
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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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