不正投球が発覚◆ノーヒッター達成でも黒星◆同じ打者が1イニングに満塁本塁打2本【4月23日のMLB】
◆1964年4月23日
ヒューストン・コルト.45sのケン・ジョンソンが、シンシナティ・レッズを相手にノーヒッターを達成しながら、敗戦投手となる。史上初。9回表1死から、セーフティ・バントを試みたピート・ローズを自身の悪送球で生かし、2死三塁となった後、二塁手のエラーで生還された。
◆1999年4月23日
セントルイス・カーディナルスのフェルナンド・タティースが、3回表にグランドスラムを2本打つ。史上初。1イニング8打点もそう。現時点では、どちらも2人目は現れていない。息子のフェルナンド・タティースJr.は、この年の1月2日に生まれ、2019年3月28日にメジャーデビューした。2本とも、相手はロサンゼルス・ドジャースのチャンホ・パク。1イニングに2本の満塁本塁打を打たれた投手は2人目。パクよりも100年以上前の1890年8月16日に、ピッツバーグ・アレゲニーズのビル・フィリップスが記録した。
◆2000年4月23日
ニューヨーク・ヤンキースのバーニー・ウィリアムズとホルヘ・ポサダが、どちらも両打席からホームランを打つ。同じ試合で2人が記録するのは史上初。バーニーの1試合両打席本塁打は5度目、ポサダは3度目だった。どちらも通算は8度。2009年4月6日に、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのフェリペ・ロペスとトニー・クラークが2組目となった。
◆2013年4月23日
アトランタ・ブレーブスのメルビン・アップトンJr.とジャスティン・アップトンが、続けてホームランを打つ。兄弟による2者連続本塁打は、1938年9月15日のロイド・ウェイナーとポール・ウェイナーに続く2組目。ウェイナー兄弟は弟→兄、アップトン兄弟は兄→弟の順だった。
◆2014年4月23日
ニューヨーク・ヤンキースの先発投手、マイケル・ピネイダが2回裏の途中に不正投球で退場となる(写真)。首に塗ったパイン・タール(松脂)をボールに付着させていた。
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