家に帰ると最初に目に入る玄関は、いつもキレイにしておきたい場所ですよね。ですが、間違ったやり方で掃除をすると、逆に汚れがひどくなったり、素材を傷める原因になることも。意外と知らない「玄関掃除のNG行為」を、お掃除スペシャリストが解説します。

NG行為⒈いきなり掃除に取りかかる

掃除をスムーズに行うためには「準備」が大切です。玄関掃除は、まずものを動かすことから始めましょう。傘立てや趣味のもの、子どものおもちゃなどは一旦玄関の外へ。端の方まで掃除しやすい状態にしてから、スタートしてくださいね。

NG行為⒉最初に水拭きをする

玄関のたたきの汚れは、ほとんどが土や砂ぼこりです。いきなり水をまいたり、水拭きをすれば、乾いた汚れが厄介な泥汚れになってしまいます。まずはていねいに掃き掃除をして、土や砂ぼこりを取り除いておきましょう。

NG行為⒊大量の水を使う

玄関掃除というと、豪快に水をまいてブラシでゴシゴシこするイメージがありませんか？じつはこの方法はあまりおすすめできません。玄関には防水処理が施されていないため、大量に水を使うと、水漏れや木材の傷み、カビの原因になることも。

水だけで掃除できるタイプのブラシを使えば、少量の水でも汚れは落とせます。洗剤がいらないので、最後に水を流す必要もありません。終わったら水分をしっかり拭き取るようにしてください。

NG行為⒋玄関ドアにメラミンスポンジを使う

玄関タイルのしつこい汚れに効果的なメラミンスポンジですが、玄関ドアに使用するのはNG。塗装がハゲたり、細かな傷がついてしまいます。玄関ドアは、やわらかい布かスポンジで掃除してくださいね。

NG行為⒌来客目線でチェックしていない

玄関掃除で見落としがちなのが、郵便受けやインターホン、ドアノブなど、玄関の外側です。意外と汚れが目につく場所なので、忘れずに掃除しましょう。一度外に出て、来客目線でポーチから歩いてみると、汚れているところがわかりやすいですよ。

玄関は「家の顔」とも呼ばれる大切な場所。正しいお掃除方法で、清潔な玄関をキープしましょう。

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