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沖縄本島地方に線状降水帯発生 本島北部では身の安全の確保を

崎濱綾子気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ
6日(日)午前5時20分までの3時間解析雨量(ウェザーマップ)

沖縄本島地方に線状降水帯発生

 沖縄気象台は6日午前5時30分、顕著な大雨に関する沖縄地方気象情報を発表しました。本島北部では、線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっています。

 これは、避難が必要とされる警戒レベル4以上に相当する状況で発表される情報です。崖や川の近くなど危険な場所にいる場合は、地元市町村から発令されている避難情報に従い、少しでも安全な場所への避難をしてください。

台風6号の動き

台風6号進路図・沖縄寄り(ウェザーマップ)
台風6号進路図・沖縄寄り(ウェザーマップ)

 台風6号は、6日午前6時には徳之島付近にあって、ゆっくりした速さで東へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで暴風域を伴っています。台風6号は、徳之島付近をゆっくりした速さで東に進んでいます。沖縄本島地方では、6日は大荒れの天気に警戒が必要です。

台風6号進路図(ウェザーマップ)
台風6号進路図(ウェザーマップ)

 本島北部の広い範囲に土砂災害警戒情報を発表しています。これまでに降った大雨により地盤が緩んでいる地域がありますので、土砂災害に厳重に警戒してください。中部、南部でも多くの市町村で土砂災害警戒情報の発表基準に迫っており、雨雲の発達の程度によっては土砂災害警戒情報の発表地域が広がる可能性があります。

 沖縄本島地方では、6日は、多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも厳重に警戒してください。

 また、6日は沖縄本島地方では西からの強い風、高波、高潮にも警戒が必要です。

暴風警戒期間 (沖縄気象台・6日午前5時発表)

 本島北部  6日昼前まで

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参考:沖縄気象台気象情報

気象解説者/気象予報士/防災士/ウェザーマップ

Yahoo!ニュースエキスパート。沖縄生まれ沖縄育ち。お天気キャスター中に本格的に気象予報士資格を取得したいと思い、2005年に沖縄初の女性気象予報士になる。TBS系列『RBC THE NEWS』(月~金)に2016年3月まで出演し上京。日々の番組内での天気解説や報道取材を通して見えてきたもの、天気の移り変わりを綴る。沖縄の観光大使「ミスはごろも」として沖縄観光PR活動も1年間経験。夢は沖縄の天気に関する本を出すこと。趣味は御朱印集めなど。

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