第2弾!「枝豆は茹でちゃダメ!」フライパン1つで簡単♬『栄養を逃さない美味しい食べ方』
茹でることで枝豆の豊富な栄養を捨てていませんか?
こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。
枝豆は未熟なうちに収穫した大豆で、大豆と野菜両方の栄養を持ち合わせた緑黄色野菜です!本来大豆にはないビタミンCやカリウムが含まれていたり、一方で野菜には含まれないたんぱく質やイソフラボン、レシチン、サポニンなど大豆由来の栄養も豊富です。
その他βカロテン、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄、葉酸、食物繊維も豊富で、大豆と緑黄色野菜のいいとこどりした素晴らしい食材なんです。これらは高血圧の原因であるナトリウムを排出したり、むくみ予防・夏バテ・栄養不足、疲労回復にも効果的です!
さらにモリブデンというミネラルが、アルコールの分解や貧血予防、新陳代謝や免疫力を高めてくれるのですが、茹でることでこのモリブデンやビタミンCなど、大切な栄養素が流出してしまうんですね。通常茹でて食べることが多い枝豆ですが、今回は油を使うことで脂溶性に溶け出す栄養素の吸収を高めて、いつもと違った美味しさが楽しめるとっておきのレシピをご紹介します!茹でるより旨味や甘味が凝縮して美味しくなりますよ^^
材 料
- 枝豆 1袋
- 米油 適宜
- 水 100cc
- 白だし 大さじ1〜1.5
作り方
- 枝豆に粗塩と少量の水を加えて揉み洗いし、うぶ毛をとっておく。
- 枝豆の両端をキッチンバサミでカットして水気を拭いておく。
- 油を敷いたフライパンを加熱して枝豆を入れる。
- 1分半ほど炒めるとサヤが膨張して豆が見えてくるので、火を弱めて余分な油をキッチンペーパーで吸いとっておく。
- 水と出汁を入れたら中火で煮立たせる。
- お出汁をからめて煮汁を凝縮させたら完成です!
ポイント
●白だしを麺つゆにしても美味しくいただけます。
●鷹の爪を入れるのもおすすめです。
●豆に煮汁が染み込むようにからめてみて下さい。
レシピについて
茹でた枝豆も美味しいですが、油で素揚げすることで豆の甘みが増して旨味がギューっと凝縮しています!うっすらとお出汁が効いていて上品な仕上がりなので、おもてなしの一品にもなりますし、冷やしておけば皆が喜ぶおかずやおつまみとして楽しめます♬枝豆の豊富な栄養を余すことなく食べられて、最高の美味しさに変わる「枝豆の絶品揚げ浸し」。是非、お試し下さい♬
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★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数43万人)
筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子