キム・カーダシアンがブランド名KIMONOを変更すると共に商標登録出願も放棄
米国セレブのキム・カーダシアンがKIMONOというブランド名の補整下着を販売開始し、さらに、それを商標登録出願したことで、「文化の盗用」ではないかと炎上していたのは周知かと思います(参照過去記事1、参照過去記事2、参照過去記事3)。
これに対応して、カーダシアン側は「KIMONO」というブランド名は使わないことを宣言していましたが、先日、新ブランド名が「SKIMS」になったことが発表されました(参照記事)。
ということのようです。
これに合わせて、当然ではありますが、米国特許商標庁に出願されていたKIMONO関係の商標登録出願も8月21日付けですべて放棄されていました(タイトル画像参照)。当然ながらSKIMSの商標登録出願は既にされていると思いますが、こちらはまだ公開されていないようです。(追記:EU(欧州)への出願も放棄されています。)
過去記事に以下のように書いていますが、
それに近いパターンで解決できたのではと思います。その観点では、最初に炎上騒ぎが起きた時に、京都市長が出したメッセージはまさに適切なものであったと思います。