下腹部ぽっこりの原因は、内臓が下がっているから!? おすすめヨガポーズ
なんだか最近、下腹部がぽっこりしてきている…。
私のヨガ教室の生徒さんからも、よく聞く言葉です。下腹部ぽっこりの原因は、なんだと思いますか?
食べ過ぎ? 腹筋のなさ?
もちろん、そういった原因もあります。しかし、それ以外にも原因はあるのです!
もしかしたら「骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)」のゆるみにより、内臓が下がってきてしまっているからかもしれません。
今回は「骨盤底筋群」についての説明と、鍛えられるヨガのポーズをご紹介します。
骨盤底筋群とは
骨盤の底にある、筋肉の総称です。子宮、膣、膀胱などといった臓器を、ハンモックのように支えてくれています。
この筋肉がゆるんでくると、臓器が下がってきてしまうのは想像できるかと思います。
妊娠や出産、加齢とともに、骨盤底筋群は弱くなっていきます。
普段の生活の中では、あまり使われる筋肉ではないので、意識をして鍛えていくしかないのです! この筋肉が鍛えられていくと、猫背や反り腰などといった骨盤のゆがみも改善されていきます。
さらに、嬉しい効果があります! 年齢とともに女性が悩みがちな、尿もれの予防にもつながります。鍛えるしかないですよね。
橋のポーズ
ヨガの「橋のポーズ」は、骨盤底筋群を鍛えられるのでおすすめです。
では、やり方を説明します。
①脚を立てた状態で、仰向けに寝てください。ひざの下にかかとがくるようにしてください。
内ももにヨガブロックかブランケットを挟むことで、より骨盤底筋群を鍛えることができます。
②手のひらで床を押しながら、ゆっくりとお尻を持ち上げていきましょう。お尻の穴をキュッと締めることで、腰への負担を軽減できます。
内ももの力も緩めないように、意識して行なっていきます。
③胸からひざが一直線になるようにし、呼吸を続けながら30秒キープをしていきます。
キツい人は10秒でもオッケーです。
腰が痛む人は、無理をしないでください。内ももとお尻の力がぬけると、腰に負担がかかってしまいます。違和感を感じる時は、ポーズの緩和をされてください。
橋のポーズの効果
・骨盤底筋群の強化
・肩こり解消
・下半身の強化
・リフレッシュ
年齢に関係なく骨盤底筋群は鍛えて損はないので、是非チャレンジしてみてください。