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【7選】HSCは育てにくい?人一倍繊細な子へ幼児教育講師がおすすめする関わり方!

子育て勉強会TERU幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

幼児教育講師のTERUです。

日々の子育て本当にお疲れ様です!

今日は『【HSC】敏感っ子について私が思う関わり方』というテーマで重要ポイントのみを簡潔にご紹介します!

HSCは全体の2割の子に見られる特性と言われます。

そして僕自身もこの気質を持った子だったと振り返ると感じますので、今回のお話しが皆さんのHSCの理解に繋がり、HSCの子たちが少しでも生きやすくなる助けになれば嬉しいなと思います!

【HSCの特徴】

  • 物事を深く考えたり、感じたりする傾向が強い
  • 五感がとても敏感で、周りからの刺激を過度に受けやすい
  • 人の感情に敏感で、共感しやすく、感情移入しやすい
  • 少しの違いやちょっとの刺激にも気づきやすい

【HSC気質のある子との関わり方7つのポイント】

① 家での癇癪などは抱きしめて受け止めてあげる

外に出た時、他の子より多くの刺激に反応して疲れたりするため、反動として家では強い癇癪を起こしたり壮大なわがままを発揮したりと、一気に解放されたかのように自分を出して爆発する

→家で充電して、その充電をもとに外で頑張るパワーにしているということを大人側がなるべく理解してあげられると◎

②『小さなできた』『意外に悪くないかも!』という経験を積み重ねる

他の子がサラッとやってしまうことに挑戦できない状況

  1. 「子どもにどこまで挑戦させるのか?」
  2. 「親はどこまで介入するのか?」

この2つの間を取って少しずつチャレンジしていき、様子を見ながら徐々に子どもの挑戦に対するウェイトを増やしていく

③話し合いで自分の感情をコントロールできるようにしていく

癇癪が落ち着いて親子ともに冷静になった時に話し合い、子どもが自己コントロールをしていく練習の機会にする

・今回の癇癪がなぜ起こってしまったのか?
・どうやったら防げたのか?
・どのようにしたら癇癪を起こさずに落ち着くことができるのか?
・癇癪を起こしそうになったらどんなアクションをするか?

④大人がポジティブな部分に目を向ける習慣を持つ

HSC気質の子はネガティブなことに反応やすい傾向がある

→寝る前に今日あった楽しかったことやお子さんがしてくれて嬉しかったことなどを伝えてあげるのがオススメ

⑤子どものネガティブな言葉には、ポジティブ変換をしてコメントしてあげる

・上手に文字を書きたいのに書けなくて癇癪

子「これじゃダメなの!」
親「そっか、〇〇ちゃんは文字を一生懸命書くもんね。とっても素敵なことだよね」

・積み木を乗せるのに何度も挑戦していてできなくて癇癪

子「できない!」
親「〇〇ちゃんの何度も挑戦して頑張るところ本当にすごいよね!〇〇ちゃんの長所だとママ思うな!」

⑥スケジュールをカツカツにしない

子どもの心の前に、親が頑張りすぎて心と時間の余裕が無くならないようにする

⑦その子の自信の核となる何かをサポートする

自分を表現できるようになり外の世界でも自信を持っていけるようになるには1つの長所を育んであげることが有効

いかがでしたでしょうか?

今すぐに何か劇的な変化がある方法ではないですが、HSC気質のある子の少しの理解になり、親子ともに生活しやすくなる少しの助けになればと思います。

今回の内容を詳しく学びたい方は動画をご覧いただければ幸いです。

皆さんの子育てを応援しています!

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登録者11万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より
登録者11万人超のYouTube『子育て勉強会TERU ch』より

幼児教育講師/家庭教育アドバイザー

YouTube登録者11万人超。これまで1,200人を超える子どもの教育に携わらせてもらってきました。幼児教育現場で培った知識を世の親御さんにお届けし、親子共に成長できる子育ての実現を目的として活動しています。現在は、親御さん向けの子育てコミュニティの運営や、子どもの脳と心を育む子ども向け動画作成に力を入れています!

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