オフィス街の隠れ家肉料理店！

　今回訪問したのは周辺のビジネスマン、法律関係者には有名なランチスポット。お昼間にはいつも満員になります。「牛鍋の店ね」や「あそこのカレーラーメンおいしいよね」、「ホロホロのスペアリブうまいよねぇ」など、お店のことをよく知る人に尋ねると人によって違うのがおもしろく感じます。

　お店があるのは西天満エリア。西天満交差点から国道２号線を東に進み、１本目北に上がってすぐです。OsakaMetroの南森町駅からは徒歩５分ほど、JR大阪駅からだと15分ほどかかりますが、歩けない距離ではありません。すぐそばに読売新聞の本社ビルがあったり、南に進むと大阪高等裁判所があったりするオフィス街です。そのため、ランチ店が充実。そんななかでも人気の一軒です。

　民芸調の雰囲気を持つ店内はL字のカウンターのみ。各席にガスのコンセントが備えられています。

肉料理が充実するランチメニュー！

　牛鍋定食1,200円やカレー鍋定食900円、カレーラーメン定食900円、豚のスペアリブ旨煮定食1,000円、辛味カス焼きそば900円、ザクザクとりから定食900円など、この日のランチは14種類。鶏、豚、牛と肉系の料理がそろいます。

煮込み定食1,000円

　注文したのは煮込み定食。牛の煮込みにご飯と味噌汁がついてきます。

　見た目は、すき焼きもしくは肉じゃが風の牛の煮込み。

　こちらが皿の右サイドに位置するのが牛バラ肉。牛丼のお肉的ですが、ほどよいしまり感があり、噛むと上品な旨みをしっかり感じます。

　左サイドには牛すじ。しっかり煮込まれていてほろほろ。脂の甘い旨味も最高です。なによりボリュームがたっぷり。見た目の1.5倍くらいあると思ってください。

　ごはんにのせると牛丼。甘いタレのようなだしとごはんがベストマッチ。おかわりしてしました。

　甘めの味付けのお肉によく合うのが酸味の粒マスタード。おいしさのグレードが２つ位上がります。

　牛肉以外にも具だくさん。写真に写っているほろほろに煮込まれたニンジンやダイコン以外に、シラタキやタマネギもたっぷり。

　食べるまで「これはなんだろう？」と思っていたのは、キュウリのからし漬け。食感も含めかなりいいアクセントになっていました。

　また、味玉はめちゃめちゃええ感じの半熟具合。お肉にもごはんにもよく合いました。

　さらにこちらのお店のポテンシャルの高さを見せつけてくれたのが、みそ汁。キャベツ、豆腐、ニラなどが入っているのですが、ほんのりピリ辛。飲んだ瞬間「ハッ！」と思わされる少し意外な味わいですがおいしかった。

　食べたあとの満足度がかなり高いランチでした。

　10種以上あるメニューは、ネットのクチコミでもチョイスされているのはバラバラ。どれもにファンがついているようです。なにを食べても外れのナシ。お店自体の高いクオリティを感じます。

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