横浜市都筑区のラーメン21店舗を前編と中編、後編で7店舗づつご紹介させていただき、今回は前編です。

かなり昔に訪れた店舗などは、一部割愛させていただきます。

全店舗は紹介できないので、お気軽なお気持ちでご覧ください。

■近藤家(北山田駅)

1992年に近藤健一氏がオープンさせ、この方は、『横濱家』や『介一家』に関わり家系ラーメン界に多大なる影響を与えた方です。

また、1997年には川崎の産業道路沿いに、近藤家川崎店もオープンさせ、現在も営業中です。

[麺]

杉印の酒井製麺は短めの平打ちの麺で、嚙み応えや風味を含めてすべてが最高の麺だと思います。

[スープ]

『本牧家』系譜らしく、バランス型かつ豚骨出汁もしっかり効いていて、

このクオリティが30年前に存在していたと考えると、凄まじい話です。

[トッピング]

海苔、ほうれん草、チャーシューと家系三種の神器に加えて、ネギもまぶしてありました。

■白河中華そば(仲町台駅)

福島県の超有名店『とら食堂』出身で、1999年創業の老舗で、美味しい白河ラーメンを提供してくれるお店です。

神奈川県でとら食堂門下は貴重で、創業25年目を迎えた今も人気を誇っています。

[麺]

自家製麺は多加水で弾力が絶妙な塩梅で美味しいです。この自家製麺は気候に合わせたり、長年の経験が成せる技だと予測できます。

[スープ]

ちょっぴり酸味が感じられバランスが絶妙です。この酸味が強すぎると全体が台無しになりそうなので、繊細なスープだと思います。

[トッピング]

歯応えがしっかりしたチャーシューが2枚、メンマもこりこりで美味しいです。

近年では見かけなくなってきたナルトも添えてありました。

■らぁ麺すみれ堂(北山田駅)

センター北駅にあるボリューム満点で、美味しい定食屋さん『浜の台所おらが』の店主が『麺屋誠栄』として鴨居駅に2020年オープン。

そして2022年4月にこの北山田の地に店名を改めて心機一転です。

おそらく店名は店が入っているビル名の『エスポワールすみれ』に由来しているのでしょう。

[麺]

菅野製麺所から自家製麺に変わりました。昆布水つけ麺に合わせるには珍しいタイプの麺で、歯応えが強い平打ちストレートです。

さっぱりとした昆布水につけられれ、麺の主張をしたかったのか、麺はぬるめにまとめられています。

[つけ汁]

つけ汁は鶏ベースで甘めでシンプルな構成となっておりました。

[トッピング]

低温調理の鶏チャーシュー、紫玉ねぎ、ネギ、海苔、とろろ昆布などが添えてあります。

■極濃家系ラーメン歩輝勇(センター北駅)

2016年に武蔵家日吉店から東急東横線多摩川駅の地に独立オープンから始まり

※現在は多摩川店は閉店

今回訪問したセンター北店は2018年にオープン、その後オープンさせた関内店は一度閉店からの復活リニューアルオープンを果たしました。

こちらのお店の特徴は極濃スープで、オープンしたての頃は味の薄めコールで一般的な店の普通あるいは濃いめくらいの濃厚さでした

[麺]

平打ち中太麺で、三河屋製麺らしく硬さともっちりさが丁度いい、濃厚スープに負けない麺です。

[スープ]

歩輝勇、最大の特徴『極濃スープ』はいい感じのドロッとさで、デフォでも十分な濃厚さです。

ただ濃いのではなく『豚骨』が強く感じられる唯一無二のスープです。

[トッピング]

一般的には大判のチャーシューですが、昔はさらに大きかったかもしれません。

ほうれん草はデフォで多め、海苔が３枚添えてあります。

■Joe-Luck NOODLE's(仲町台駅)

2023年1月オープン、意外と多くないマグロラーメンが頂けるお店です。

[麺]

麺は細麺と太麺から選ぶことができ、今回は細麺をセレクト。

パリッとした極細麺で一本一本の主張は控えめで麺全体で一体感が出るタイプです。

[スープ]

スッキリとした口当たりなのにしっかり煮干が感じられる美味しい淡麗スープでした。

[トッピング]

多めに盛られた青菜の苦味がアクセント、炙りチャーシューはしっかりとした味付けでした。味玉の半熟具合も絶妙でした。

■中川家(川和町駅)

2011年創業で住宅街の中にお店を構える、家系ラーメン店です。

2号店を同じ都筑区に2017年にオープン、横須賀衣笠にたね家を輩出したりしています。

[麺]

麺はスクエア型でガシガシに硬め、個性的な麺で美味しかったです。

ちなみに、丸山製麺は前株か後株で製麺所の会社が異なります。

[スープ]

豚骨主体で塩味強めのバランスタイプで他の家系ラーメンと違った良さがあります。

[トッピング]

チャーシュー、海苔、ほうれん草、ネギなど一通り揃っており、ゆで卵もついていました。

■あびすけ(東山田駅)

一時期は日吉をはじめとして、一世を風靡した濃厚つけ麺屋さん。一人一台用意されたIHプレートが斬新でした。

そんな懐かしさのあびすけさんでガッツリ系のラーメンを食べてみました。

[麺]

スクエア型の中太ウェーブ麺で、表面ツルっとのもちもち系です。

[スープ]

液体アブラ、背脂も多めでカエシが濃いめのスープでした。

[トッピング]

ガッツリ系では珍しくキャベツ多めでした。チャーシューは薄めのオリジナルチャーシューです。

以上が、都筑区のまとめの前編になります。

21店舗なので甲乙ではなく、気軽にまとめているのでご容赦ください。

古い写真も混じっているので、統一して金額は記載しておりません。

次回は都筑区まとめ中編になります。

■～過去のまとめリンク～■

・港北区まとめ前編

・港北区まとめ中編

・川崎市高津区まとめ前編

・川崎市高津区まとめ後編

・川崎市幸区まとめ前編

・川崎市幸区まとめ後編

・川崎市中原区まとめ前編

・川崎市中原区まとめ後編