[後編]「教えてくれてありがとう」ずっと言えなかった長男の発達障害、告知したら意外な反応でした。
小学生の男の子兄弟を育てている、イラストレーターの星河ばよです。
長男は特別支援級(以下、支援級)に在籍しています!
さてさて前編では、長男に発達障害の告知ができずに長いこと気を揉んでいた私でしたが、ついにその時が訪れました…
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なるべく傷つけずに真実を伝えたい
頭をフル回転させた結果オーバーヒートしたようで、長男の質問に対する私の答えは「うん」。ああああ…!!
慌てる私をよそに長男はこう答えました。
なぜ自分は支援級にいるのか、疑問に思っていた
てっきりショックを受けてしまうのではと思っていた長男の予想外の反応に、開いた口がふさがりませんでした。
長男が言うには、
支援級(学校では支援級とは呼ばずに、愛称で呼ぶ)には障害のある子が何人かいることを知っていた。それでは自分はなぜここにいるんだろう、とこの春から感じていたようです。
長男の屈託のない笑顔に泣きそうになった
私は今ごろの告知になってしまったことを謝りました。
すると「別にいいよー」とこれまた笑顔。私は泣きそうになった。
長男の発達障害については
- 得意なものと苦手なものの振り幅が大きい
- 興味が乗らないとやらない
- 発達障害は人によってさまざま
と伝えました。が、果たしてこれで伝わったのかしら。
(とくに質問はなかったけど…)
すると長男はこう言いました。
知らなかった自分を新たに発見した長男
長男は発達障害についてまったく悲観することなく、まるで「新たな自分を発見!」という様子でした。知らなかった自分の一面が新鮮に映ったようです。
子どもの柔軟な思考に、私は「障害」という言葉にあまりにもとらわれすぎていたとつくづく思いました。
長男がそのままでのびのびいられるように、自分には何ができるのかあらためて考えていきたいです。
お読みいただき、ありがとうございました!
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