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50代・60代から始めるウォーキング 歩くことで必要なお金と不要になるお金

わか子ライター

仕事や子育てが落ち着いてくる50代・60代。これまでの忙しかった日々が、ようやく自分のために時間がとれるようになってきます。そうすると、何かを始めようと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いろいろな趣味がある中で50代・60代にはウォーキングをお勧めします。

理由は手軽に始められ、制約が少なく必要な物もほとんどありませんし、他の趣味とも同時に楽しめます。さまざまな良い点がありますが、今回は歩く事とお金の関係をお伝えします。

歩く事で必要なお金と不要になるお金

歩く事で必要なお金

ウォーキングを始めるときに必要になるお金はありません。新しく何かを買いそろえなければならないという事はなく、必要な物は履きなれたスニーカーと動きやすい服ですので、今、あるもので十分です。普段のウォーキングも自宅近くの公園や川沿いを歩かれる方が多く、1日30分以上、週2回の運動としてウォーキングを行う事もお金はかかりません。つまり、初期費用はほとんどかかりません。(参考記事:初めに必要な物は2つだけ!

日常の運動としてのウォーキングはお金がほとんどかからないのですが、運動の習慣がついてくると、時には出かけて、ご褒美としての非日常のウォーキングを楽しむのも良いです。何事も楽しみを見つけて長く続けようとすることは大切です。ご褒美の非日常ウォーキングでも、必要なのは交通費、博物館や資料館の入場料がほとんどですので、ご褒美ウォーキングも必要最小限の金額で楽しむことができます。

また、ご褒美ウォーキングに出かけた際にはお昼に美味しい食事をいただいたり、ウォーキング終了後にカフェで休憩しながらスィーツをいただくのも良いかもしれません。しっかり運動した後にはおなかが空くので、普段の何倍もおいしさを感じるのでとてもお得です。他にも、汗をかいた後に入る日帰り温泉や銭湯も気持ちが良いものです。予算に応じて自分が楽しめるオプションを追加できるのもウォーキングの良いところです。

甲州街道 山梨県上野原市にある永井の酒饅頭店
甲州街道 山梨県上野原市にある永井の酒饅頭店

歩く事で不要になるお金

歩く事で得られる効果は大きく分けて3点あります。

  • 脂肪燃焼効果・ダイエット
  • 生活習慣病の予防と改善
  • ストレス解消・リフレッシュ効果

脂肪燃焼効果に関してはウォーキングとの相乗効果も期待できることなので今回の内容の不要になるお金からは割愛して、生活習慣病に関する事とストレス解消に関する事の2点で、ウォーキングの効果により不要になるお金という事でお伝えしたいと思います。

生活習慣病の予防と改善

生活習慣病に関しては生涯で必要になる(かもしれない)治療費が不要になることが考えられます。生活習慣病である糖尿病では毎月6000円、高血圧では3000円と言われる通院・治療の関する費用がかかります。疾患が悪化すると日常生活にも影響することなので定期通院は必ず必要なのですが、毎月の治療費がずーと続く事を考えると結構な金額になることがわかります。例えば、現在60歳で80歳まで生きると仮定し、毎月の治療費が5000円であれば、5000円×12カ月×20年間の計算となり生涯の生活習慣病にかかる費用は120万円にもなります。この金額は大きいですし、この先に待ち受ける年金生活も視野に入れるならば、可能ならこのお金が必要のない体になりたいものです。

ストレス解消・リフレッシュ効果

ストレスというと、日常生活を送るには避けて通れない現代人の大きな悩みの一つであり、ストレス解消と検索するだけで多くの記事がヒットしてくるのが現状です。そんな大きな悩みのストレスですが、ウォーキングはストレス解消に効果があると言われています。セロトニンやエンドルフィンというホルモンの分泌が促されるためと科学的根拠があり、実際にウォーキングをすると、歩き始め当初は頭の中はストレスに関することがぐるぐる回っている状態でも、長く歩き続けると次第に頭の中から流れ去り、頭の中には何もないような感じになることが多くあります。ウォーキングのストレス解消効果を体感したことがある人もいらっしゃると思います。まだストレス解消効果を体感したことがない方は、自分の体力に少し負荷がかかるような速さの運動を心がけて、ストレスが頭の中から流れ去るまでの長めの時間を歩いてみてください。(参考:ウォーキングの歩く速度に関する記事

ストレス解消効果と不要になるお金に関する事は、メンタル面で医療機関に受診する事で必要になるかもしれないお金が不要になりますが、身近なことではお菓子や甘い物の食べ過ぎが少なくなる事ではないでしょうか。ストレス解消のためにする事はいろいろありますが、ついつい甘い物を食べてしまったり、ぱりぱりと歯ごたえがあるスナック菓子を気が付けば一袋を食べてしまっていたという事は誰もが経験があることです。ストレスを解消すればお菓子やスィーツにかかるお金は不要になります

そもそも、美味しい物はストレスで食べるより、心が落ち着いておなかが空いて食べる方がより一層美味しいと感じてお得ですよね。そうすると、ストレスを解消し、適度な運動でおなかが空くという2つの意味でもウォーキングは最適という訳です。

ライター

東京都在住のおばさんです。子育てが落ち着いてきた頃より趣味で登山や街道歩き等を始めました。歩く旅は大変だというイメージがありますが、歩く事で解る楽しみもあります。実際に歩く旅をして、歩く楽しさをお伝えしたいと思っています。

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