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ただ収めるだけじゃダメ?衣類を傷める「衣替えのNG行為」3つを家事のプロが教えます

せのお愛ぐうたらな整理収納アドバイザー

朝晩の気温が下がり、少しずつ秋めいてきましたね。そろそろ「衣替え」をしようと考えている人も多いはず。でも、ちょっと待って!間違ったやり方では、黄ばみやシミができるなど、衣類を傷める可能性が。意外と知らない「衣替えのNG行為」と正しい方法を、家事のプロが解説します。

NG行為⒈雨の日に衣替えをする

衣替えに「湿気」は厳禁!衣類に水分を残したまま収めると、カビやにおいの原因になってしまいます。衣替えをするなら、雨の日や湿度の高い日は避け、乾燥した晴れの日を選びましょう。

NG行為⒉「しまい洗い」をしない

「しまい洗い」とは、衣替えで衣類をしまう前に、もう一度しっかり洗いなおすこと。普段の洗濯では落としきれない汗や皮脂汚れを落とすことで、黄ばみやシミを防ぎます。

「しまい洗い」簡単3ステップ
⑴40~50度のお湯に洗濯洗剤を規定量より多めに溶かす
⑵30分~1時間つけおき後、すすぎ2回で洗濯する
⑶しっかり乾かす

衣類の量が多い場合は、洗濯機でつけおき後、そのまま洗濯するとラクですよ。洗濯洗剤は、液体よりも洗浄力の高い粉末タイプがおすすめ。Tシャツなど、においや汚れが気になる衣類には、酸素系漂白剤でのつけおきが効果的です。

NG行為⒊整理せずに収める

衣替え=とりあえず夏服をしまって秋服を出す、になっていませんか。衣替えは、衣類を整理する絶好の機会!しまう前に、手放せる服がないかチェックしましょう。
サクッと終わらせるために、判断基準は2つに絞ります。1つ目は、今年一度も着なかった服、2つ目は傷みのある服。この2つを手放すだけでも、かなりスッキリするはずです。お子さんがいるご家庭は、サイズアウトした服もチェックしてくださいね。

もう着ない夏服は、少しずつ「しまい洗い」をして収めていきましょう。そうすれば、秋服を出すスペースを確保しつつ、急に暑い日があっても対応できます。一気に終わらせようとせず、徐々にすすめていきましょう。

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※記事の内容は記載当時の情報です。※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

ぐうたらな整理収納アドバイザー

「がんばりすぎない!」がモットーの整理収納アドバイザー。男の子3人の育児に奮闘中!ぐうたらでもスッキリ暮らせるお片づけ術・カンタンお掃除・暮らしをラクにするアイデアを発信しています。〈クリンネスト1級〉〈整理収納アドバイザー〉

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