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【股関節が固い人におすすめ】無理なく股関節まわりの筋肉ほぐすストレッチ

上村ゆい身体が硬めのヨガインストラクター
股関節の外旋と内旋ストレッチ

ヨガレッスンをしていると、「股関節が固い」というお悩みをよく聞きます。そういうわたしも、股関節の動きはスムーズな方ではありません!

股関節の動きが悪くなってしまうと、歩行がしにくくなったりとデメリットがたくさん。股関節の動きをスムーズにするためには、固まってしまった股関節まわりの筋肉をほぐしていくことが大切です。わたしと一緒にほぐしていきましょう!

股関節の動き

股関節とは、左右の両脚の付け根にある関節のことです。骨盤にあるくぼみ部分に、太ももの骨の頭の部分がはまり、左右前後などに動かすことができます。股関節の動きには、「外旋」「内旋」「外転」「内転」「屈曲」「伸展」という6つの動きがあります。

イラストAC
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どの動きにも必要なのは、股関節の可動域です。この可動域が狭くなる原因は、股関節まわりの筋肉が固まってしまうからです。股関節は骨盤と密接な関係があるので、股関節の動きが悪くなってしまうと骨盤の傾き(ゆがみ)にもつながってしまいます。

股関節の外旋と内旋とは

全ての動きをスムーズにしたい気持ちは山々ですが、まずは「外旋」と「内旋」の動きから意識していきましょう! 股関節の外旋は、太ももを外にねじる動きです。内旋は、太ももを内にねじる動きです。

イラストAC
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イラストの左が外旋で、右が内旋です。普段の生活では、なかなかすることのない動きですが、歩行時の安定には欠かせない動きです。内旋が苦手な方はO脚に、外旋が苦手な方は内股になりがちなので、気をつけましょう!

股関節の動きをスムーズにするストレッチ

何度も言いますが、股関節の動きをスムーズにするためには、固まってしまった股関節まわりの筋肉をほぐすことが大切です。一気にほぐそうとするとケガの原因になってしまうので、一つ一つ丁寧に行っていきましょう。

①両足を肩幅より少し広めに開き、両ひざを立てた状態で座ります。骨盤が後ろに傾くと、しっかりと股関節まわりの筋肉がほぐせないので、両手で床を押して骨盤を立てましょう。

photo by YUI
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②両方のお尻を床につけたまま、両ひざを右側に倒します。自分の倒せる範囲で行ってください。

photo by YUI
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③両ひざを真ん中のポジションへ戻し、今度は左側に倒していきましょう。左右交互に5〜10回ほど行ってください。回数を重ねるごとに、股関節の動きが少しずつスムーズになってくればほぐれた証拠です!

④左ひざを90度にし、外旋をします。右ひざも90度にし、内旋をします。

photo by YUI
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⑤上体を左ひざ方向へ向け、ゆっくりと上半身を床に寝かせます。両ひじを床につけるのがキツい方は、両ひじを軽く曲げながら倒してください。

photo by YUI
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⑥呼吸をしながら30秒ほどキープをし、反対側も同様に行います。

股関節まわりの筋肉が固まりすぎて、床にひざをつけるのが痛い方は、ひざの下にブランケットやタオルを敷くと緩和されます。股関節の動きをスムーズにすることで、下半身のむくみ解消にもなるのでおすすめです!

動画で確認をしたい方はこちらをご覧ください

身体が硬めのヨガインストラクター

「ヨガインストラクター×ヨガライター」鹿児島のさまざまな場所へ出向く、出張ヨガレッスンがメイン。自身の身体が硬い経験を活かし、ヨガ記事や初心者でも行いやすい動画をYouTubeで定期的に公開をしている。元美容部員。精神保健福祉士・社会福祉士の資格を保有。

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