ドジャースのワールドシリーズ優勝7度は何番目に多いのか。シリーズ進出21度はヤンキースに次ぐ2位
ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ(1903年~)進出は、移転前を含め、21度を数える。この回数は、ニューヨーク・ヤンキースの40度に次ぎ、サンフランシスコ・ジャイアンツの20度を上回る。ナ・リーグでは最多だ。ドジャースもジャイアンツも、1957年まではニューヨークに本拠を構えていた。
一方、ドジャースのワールドシリーズ優勝は、1955年、1959年、1963年、1965年、1981年、1988年に、2020年の7度だ。こちらの回数は、トップ5に入っていない。ヤンキースの27度、セントルイス・カーディナルスの11度、オークランド・アスレティックスとボストン・レッドソックスの9度、ジャイアンツの8度に次ぐ。
ワールドシリーズ進出5度以上のチームは、以下のとおり。
ワールドシリーズまで進みながら、そこで優勝できなかった回数は、ドジャースの14度が最も多い。二桁の他2チーム、ヤンキースの13度とジャイアンツの12度を上回る。
この18チーム中、ワールドシリーズ進出に占める優勝の割合のトップ3は、ピッツバーグ・パイレーツの71.4%、ボストン・レッドソックスの69.2%、ヤンキースの67.5%。ワースト3は、フィラデルフィア・フィリーズの25.0%、シカゴ・カブスの27.3%、ドジャースとクリーブランド・ガーディアンズの33.3%だ。
ドジャースは、ワールドシリーズでヤンキースと11度対戦し、そのうちの8シリーズで敗れ去っている。ヤンキースとのワールドシリーズを除くと、10度中4度の優勝(40.0%)となる。
また、ロサンゼルス移転後のワールドシリーズは、優勝と敗退が6度ずつ。ヤンキースとのワールドシリーズも、1963年が優勝、1977~78年が敗退、1981年は優勝なので、2度ずつだ。
なお、ここ10年間のドジャースについては、こちらで書いた。