レッドソックスには10打点以上が9人。吉田正尚もその一人
4月27日、ボストン・レッドソックスは、17対0でシカゴ・カブスを下した。
レッドソックスには、シーズン10打点以上の選手が9人いる。この試合の1回裏に、8人から9人に増えた。タイラー・オニールがホームランを打ち、10打点目と11打点目を挙げた。
現時点で、10打点以上の人数は、どのチームよりも多い。
ただ、両リーグ合わせて15人を数える、20打点以上のなかに、レッドソックスの選手はいない。
レッドソックスの最多は、17打点のセイダーン・ラファエラだ。あとは、コナー・ウォン、オニール、ウィリアー・アブレイユ、ジャレン・デュラン、吉田正尚の5人が11打点、トリスタン・カーサス、エンマンウェル・バルデス、リース・マグワイアの3人は10打点。ラファエラにしても、4月27日の試合が始まるまでは、10打点ちょうどだった。犠牲フライ(1打点)、二塁打(3打点)、ホームラン(2打点)、二塁打(1打点)により、1試合7打点を記録した。
オニールは、ホームランが9本ありながら、打点は11に過ぎない。ホームランの内訳は、最初の8本がソロ、9本目が2ランだ。ホームランによる打点を除くと、4月10日にシングル・ヒットで挙げた1打点しかない。この打点は、二塁手のジャクソン・ホリデイ(ボルティモア・オリオールズ)――メジャーリーグ初出場の試合の3イニング目――が後方に上がったフライを捕り損ない、2死だったため、スタートを切っていた一塁走者のデュランがホームインした。
また、ラファエル・デバースは、まだ7打点だ。デバースの76打席は、10打点以上の9人中、ウォン(67打席)とマグワイア(56打席)を上回る。アブレイユとも、2打席しか違わない。デバースは、不振に陥っているわけではなく、OPS.830を記録している。