毎日使うキッチンは、いつもスッキリ片づけておきたい場所ですよね。そのために「手放すべき3つのもの」と「手放す順番」を、整理収納アドバイザーが解説します。

⒈期限切れの食品

キッチンを片づけるとき、まず最初にしてほしいのが「期限切れの食品を捨てること」です。なぜなら、なかなかものが捨てられないタイプの人でも、「期限切れで食べられない」という明確な理由があれば、すんなり捨てられるからです。明らかにもう食べられないのに、「捨てようかどうしようか」と迷う人は少ないですよね。まずは「いる・いらない」の判断基準が明確な食品から始めると、片づけがサクサク進みますよ。

⒉役目を終えた食器や調理器具

とっくに役目を終えているのに、なんとなく置いているものはありませんか？

・ヒビや欠けのある食器
・フタのない保存容器
・変形したザル
・すぐに焦げつくフライパン
・今はない調理器具のパーツ
・焦げた菜箸
・切れない包丁
・黒ずんだふきん
・劣化したプラスチック容器

これらは、期限切れの食品同様「役目を終えている」という点で、比較的手放しやすいものです。「ありがとう」の気持ちで手放しましょう。

⒊使っていない食器や調理器具

「期限切れのもの」「役目を終えたもの」を手放すことができたら、最後は「使っていないもの」に取りかかります。「使っていないけど使えるもの」を手放すというのは、なかなか難しい決断ですよね。ですが、ここまでの間に「自分にとって必要なものを見極めるスキル」は上がっているはずです。

・使いこなせなかった調理器具
・もらいものの食器
・多すぎるカトラリー
・調理家電の付属品

これらは、まだ使えるものだとしても、実際には使っていないもの。きっとこの先も使うことはないでしょう。1番もったいないのは、ものを使わないことです。使ってくれる人に譲るなど、手放すことを考えましょう。

一気にすべてを手放せなくても大丈夫。少しずつ手放していけば、必ずスッキリ片づいたキッチンに近づけます。まずは「期限切れの食品」を捨てることから始めてみてくださいね。

◎スマートフォンアプリからご覧のかたはプロフィールからフォローしていただくと、暮らしに関するお役立ち情報を見逃さずチェックできます。

※記事の内容は記載当時の情報です。※記事内容は個人の感想や見解を含みます。