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【モノを減らす方法】選び抜く7つの基準【マグカップの場合】

整理収納アドバイザー渡部夏代整理収納アドバイザー
マグカップの減らし方

不要な物を減らして家の中をすっきりさせたい。

そう思って、家の片付けを始めることが多いと思います。

しかし、なかなか物を減らせずに片付けが進まないことがあります。

そのような時は、ピンポイントに絞ってみる方法はいかがでしょうか?

マグカップの場合で考えてみます。

 

家の中にマグカップはいくつありますか?

全部出す
全部出す

家にあるマグカップというマグカップを全部出してみましょう。

整理をする時は、とにかく全部出すことから始めます。

いつも使っているマグカップはもちろん、未使用のもの、記念のもの、全てです。

グラスも一緒に行う方法もありますが、数が多過ぎるならグラスは別の機会にして、まずはマグカップだけを全部出して一か所に集めます。

いくつあるでしょうか?

数えるのも面倒と思うなら多過ぎると言えそうです。

 

マグカップは何に使う物でしょう?

マグカップの使い道
マグカップの使い道

たいていは飲み物を飲む時に使いますよね。もしかしたら違う使い方をしているかもしれません。使い道をしっかり確認します。

「妻用」「夫用」家族それぞれ専用の場合もあるし、「コーヒー用」「お茶用」など飲み物の種類で使い分けをしている場合もあるかもしれませんし、もしかしたらシリアルを食べる時に使うこともあるかもしれません。

それぞれのマグカップが何に使われているかを明確にしながら、次に述べる1~7の基準でマグカップを選んでいきます。

 

1.欠け・ヒビは問答無用で除外

欠けていたりヒビの入っているマグカップは除外します。

これは出しながら除外していきます。それ以外をテーブルなどに並べ、2以降に進みます。

 

2.住んでいる人が【いつも】使っているマグカップ

使い道が明確で、なおかつ実際に【いつも】使っているマグカップを選びます。

普段使っているマグカップはそれほど多くない場合がほとんどです。

 

3.来客用のカップ

お客様用のカップ&ソーサーの他に、もう少し気軽に使うお客様用のマグカップを用意している方もいるかもしれません。

その場合は数を決めます。よく来るお客さんの人数がだいたいいつも3人くらいなら3個という風に数を決めます。

よほど人付き合いの多い人じゃない限りそんなにたくさん持つ必要はない、と割り切りましょう。

優先するのは、お客様ではなくて自分の快適な暮らしです。

4.予備のマグカップ 

基本的にマグカップに予備は必要ないです。なぜかというと、手に入れやすい物だし、それがないとただちに生活が成り立たなくほど困る物ではないからです。
すると、「洗い物をしたくない時にもう一個あると便利だから予備は必要」と思うかもしれません。こんな風に思った時は、そもそも自分は何を目指しているのか振り返ってみます。生活をすっきりするためには何を優先するか?の視点が大切です。

 

5.可愛いと思って買ったマグカップ 

食器のアルアルですが、お気に入りは使わずに温存して、普段使いを景品などのどうでもいい物にしていることがあります。

可愛いと思って買ったマグカップならぜひ使いましょう。【いつも】使っているマグカップのどれかとチェンジします。

 

6.特別な理由のあるマグカップ 

記念の物など、特別な理由で手放したくないマグカップもあるかもしれません。

そういう物はベスト3を選ぶなどして上限を決めましょう。でなければ際限なく増えてしまいます。

なんでもかんでも「特別」にすると、それらはすでに「特別」ではありません。

 

7.使い道がはっきり決まっていないマグカップ 

6まで進んでなお残る物に、いつの間にか増えているマグカップもあるかもしれません。景品などが代表的です。

それらは、特段思い入れもなく使ってもいない、自分の暮らしには「必要ない」マグカップです。これらは処分します。

 

選び抜いたマグカップの数を確認

自分の理想とする量まで減らせたか?
自分の理想とする量まで減らせたか?

1~7の基準で選び抜いていくとマグカップの数はいくつになったでしょうか?

減らしたいのにそんなに減っていないのなら、1~7をもう一度繰り返します。

 

あるいは全部リセット

ベストワンのみ選ぶ
ベストワンのみ選ぶ

もしも選ぶのが面倒、くじけそうと思うのなら、思い切って「全部リセット」というやり方もアリです。

方法は、「家族の人数分のみにする」です。4人家族なら4個、1人暮らしなら1個。

1個しか選べないと決めたら、本当のお気に入りのみを残すことができます。

その時、「割ったら困る」「お客さん用がないと困る」など、1個は無理と思う理由がたくさん出てくるかもしれません。

しかし、すっきりしたいという希望を叶えるために何をすればいいか。

自分はどうありたいのかを振り返りながら進めます。

整理収納アドバイザー

整理収納に関する発信を行います。筆者が幼少期好きだった遊びは『引き出し整理』。物心付いた時から片付け好きの人生を送っているが、基本的には面倒くさがりです。よって「面倒なことをいかに面倒と感じずにできるか?」を日々探求しております。現在は札幌市を中心に家庭の整理収納サポートと企業の環境改善、および整理収納に関する資格講座を開催中。ファイリングの資格も保有し、情報資産管理指導者として書類整理のサポートも行います。

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