【リフォーム】築30年マンション 整理収納アドバイザーが住みながら改装【その2:きっかけは漏水事故】
2024年11月から自宅マンションのリフォームを行っております。→前回の記事はこちら
今回はリフォームのきっかけとなった水漏れ事故についてです。
集合住宅で水漏れが起こり、どのように解決に向けて進めていったかをご紹介します。ご参考になれば幸いです。
水漏れ事故
2024年2月に水漏れ事故が発生しました。被害は居間の床です。
幸い管理組合加入の保険で床の補修を行っていただけるとのことで、管理会社経緯由の業者さんが事故の調査に来ました。
そこで、床の工事をしなければならないのであれば、せっかくだからこれを機会に自費を追加して壁や天井もやってしまいたいと思いました。
補償は原状回復のみ?
実はこの家で水漏れ事故は2回目です。入居後わずか半年頃に発生しており、その時はまる任せで天井・壁・床の補修を行っていただいたのですが、仕上がりは満足いくものではありませんでした。なぜこんな場所に壁紙のつぎはぎがあるのだ?という箇所や、床の切れ目がどうしてここ?というような、見た目の良くないおかしな貼り方でした。当時はそういうものだと思っていましたが、それが後々ずっと気になる箇所になってしまいました。
そういった経緯もあり、工事業者は自分で選びたいと管理会社に伝えました。
さらに、もともとフローリングに近々変更予定だったこともあるので、自費を追加するのでフローリングにしたい旨も申し添えました。
管理会社の返答は、調査に来た業者が施工会社なのでその業者と相談してくださいとのこと。その業者さんにその通り伝えました。
そうすると、「補償はあくまで原状回復でカーペットの張り替えのみ、保険会社がそう言った」とのこと。
もちろんカーペットよりフローリングの方が金額が高いので、その差額は自費を追加すると伝えております。しかし、そのような工事はできないというのです。それが嫌なら補修を辞退してくださいと言われました。
自分が住む家にも関わらず、そういうものなのか?といまいち腑に落ちない思いが残りました。
保険会社に問い合わせ
「保険会社が言った」とのことだったので、保険会社に問い合わせしました。すると、保険会社としては、保険金は補修のためにかかる費用の見積金額を元に支払うので、その保険金を使って原状復帰の補修工事を行うのも、違う工事をするのも自由との回答。
「例えば、自動車事故に遭って修理にかかる費用を自動車保険から支払われることになった場合、その車は年数が経過しているので新しい車に買い替えることもありますよね、その場合と同じです。」と、わかりやすい説明をしていただきました。言われてみれば確かにそうです。自動車事故の時に直せないから保険金を使って新しい車に買い替えしたことがあります。問い合わせして良かったと思いました。
保険金の支払い
その旨を管理会社に説明し、管理組合の規約などに問題がなければ補修工事は全て自分で手配して行いますと伝えました。
保険金の支払いは10月、事故発生から8か月後です。水漏れ箇所はすっかり乾いてしまっておりますが、やっと工事のスタート地点に立つことができました。
今回の私のケースのように、事故などで修理が必要になった場合は、自分で調べて納得のいく工事を行うようにおすすめします。
あとあと不満が残らないようにするために大切なことです。
また、今回は管理組合加入の保険でしたが、自分が加入している保険からもお見舞金のような支払いを受けることができました。保険会社に問い合わせしたことは本当に良かったと思いました。
次回以降、工事の様子をご紹介してまいりたいと思います。