【夜におすすめ】一日の疲れを癒すヨガポーズ
「寝つきが悪い」「寝ても疲れがとれない」と感じている方におすすめしたいヨガポーズをご紹介します。寝る前に脚のストレッチを行うことで、身体が温まり、質の良い睡眠へ導きやすくなると言われています。こちらの記事では、特にほぐしたい「ふくらはぎ」と「脚の付け根」の筋肉にフォーカスを当てていきます。
「第2の心臓」ふくらはぎ
ふくらはぎは、第2の心臓と呼ばれています。身体の下にあり、心臓からは遠い位置にある筋肉ということもあり、ふくらはぎには、血流を足先から心臓に戻す役割があります。ふくらはぎの筋肉が硬くなると、ポンプの作用がうまくいかず、全身の巡りが悪くなってしまいます。
脚の付け根にあるリンパ節
「鼠蹊部(そけいぶ)」には、リンパ節があります。
ここが詰まってしまうと、下半身巡りが悪くなり、むくみや冷えの原因になります。脚のむくみが原因で寝れない方がいらっしゃいます。寝る前に、鼠蹊部にあるリンパの流れを促し、脚をスッキリさせて質の良い睡眠につなげましょう。
質の良い睡眠におすすめヨガポーズ2選
寝る前に下半身のストレッチをすることで、巡りが促進されます。また、呼吸をしながら行うことで、自律神経の副交感神経が優位になるので、質の良い睡眠につながりやすくなります。
ふくらはぎを伸ばすヨガポーズ
①左脚はひざ立ちをし、ひざの角度は90度を保ちます。両手を床に下ろし、右脚を伸ばしましょう。右足のつま先は、なるべく天井方向を向けてください。そうすことで、ふくらはぎの筋肉がより伸びます。
②キツい方は、手の下にヨガブロックなどを置き、高さを出すことでやりやすくなります。背中が丸くならないように気をつけましょう。このままの姿勢で、呼吸をゆったり続けながら30秒ほどキープをします。
③反対側も同じように行いましょう。
脚の付け根をほぐすヨガポーズ
①右ひざを立てます。ひざの下にかかとがくるようにしてください。両手を右足の両脇に置き、左脚を後ろに伸ばします。
②腰から丸くならないようにしてください。お尻から頭を一直線にし、左脚の付け根の筋肉を伸ばしながら、ゆったりと呼吸をし30秒キープをします。
③反対側も同じように行いましょう。