【防災週間】暮らしのプロがすすめる初心者向け「ローリングストック」3ジャンル
地震や台風などが多い近頃。災害対策としてローリングストックが改めて必要だと思った人もいるのではないでしょうか。今回は暮らしのプロが初心者に向けて「まずはこれだけ備えておくと安心」というジャンルを3つ解説します。「防災週間」を機会に、ぜひ少しずつ揃えていきましょう。
1.飲み物
人間の体の約60%を占める水は命にかかわる貴重な資源。農林水産省では1日1人あたり3リットル、最低3日分の水が必要と記載されています。飲料をはじめ薬を飲んだり汚れを落とすなど、あらゆる場面で役立ちますので家族構成や避難日数を想定して一定量ストックしておくと安心です。
また、水以外に野菜ジュースやコーヒー、経口補水液なども備えておくとストレス緩和や体調トラブル対策にもなりますよ。
2.食品
災害用食品を備蓄しておくのもいいですが、普段から食べ慣れている食品をストックしておくと大人はもちろん子どもも安心です。
・米や乾麺
・塩や砂糖など調味料
・カレーやパスタソースなどのレトルト食品
・ツナやサバ、果物などの缶詰やパウチ食品
・個包装のふりかけ、お菓子 など
災害時はお店が閉まり、物資も不足します。そんな時でも食品をストックしておくと安心して食事ができます。また、米や乾麺以外に缶詰や果物などもストックしておくと不規則になりがちな栄養サポートに役立ちますよ。
3.日用品
ローリングストックは飲食物だけに限らず、日用品も揃えておくと安心です。
・新聞紙(体温調整や吐瀉物対処、簡易トイレ用など)
・ゴミ袋
・ティッシュ
・トイレットペーパー
・ウェットティッシュ
・生理用品(下着の替えにも代用)
・歯ブラシ
・石鹸
・オムツ
・ラップフィルム
・電池 など
普段使っている物が一定量あると、災害時でも衛生面の不安を軽減できます。特に、女性や赤ちゃんなど特定の人が使う物は代替えが難しい場合があります。日頃から使ったら補充するように注意しましょう。
初心者はこの3ジャンルから揃えてみよう!
災害を恐れてあれこれ揃えたくなりますが、まずは本記事の3ジャンルからトライしてみましょう。ローリングストックは日常的に使い、買い足せる物がオススメです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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