【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 Part9:なにかと留学に行く 他
今回も韓国ドラマによく出てくるけど、日本人の感覚ではちょっとよくわからない韓国の人々の不思議な行動について書いていこうと思います!
過去にお届けしたシリーズ第1弾、第2弾、第3弾、第4弾、第5弾、第6弾、第7弾、第8弾もありますので、興味のある方はぜひ、そちらも合わせて読んでみてくださいね♪
それでは、さっそく今回の不思議を見ていきましょう~!
今回、ひとつめの不思議はこちら!
「なにかというとすぐ留学に行く」
韓国ドラマって、留学に行くとか留学から帰ってきたっていう話が盛り込まれていること多くありませんか?!
特に財閥とかお金持ちの家が出てくるドラマは留学のエピソードが必ずといっていいほど出てきます。なにか不都合なことが起こるとすぐに「留学に行け!」とか逆に「留学先からすぐに帰国しろ!」とか…
裕福な家庭じゃなくても留学に行ったり、無理をしてでも親が留学に行かせたがったり…とにかく留学に関する話がしょっちゅう出てきますよね。
実はこれ、ドラマのなかだけでなく実際に留学に行く韓国人って結構多いんです!
日本も学歴は重要ですが、韓国は日本よりもさら学歴社会!学歴が就職やその後の将来にものすごく影響を与えます。良い大学を卒業することはもちろんですが、それだけではまだ足りず、良い会社に就職するためには、さらにスペックを高めなければなりません。
英語が話せるのは基本、さらに中国語や日本語、フランス語など2ヶ国語くらいは話せるようにといくつかの国へ語学留学する人も少なくはありません。ワーキングホリデーを利用するという話もよく聞きます。
英語を学ぶためにカナダやオーストラリアに行ってきて、それから日本語を学ぶために留学に来たという韓国人留学生の多いこと!とにかく韓国の人にとって留学に行くことは特別なことではなく、よくある話なんですね~!
特別裕福だからというわけでもなく、ごく普通のサラリーマンの家庭でも子供を留学に行かせますし、そこまで余裕のない暮らしのなかでも、どうにかこうにか無理をして子供を留学させるというケースもあるといいます。
日本の就職活動もなかなか厳しいものですが、韓国の学歴社会、就職競争はさらに熾烈そうですね…
それでは、次の不思議に移りましょう!
「大勢で食事をするときも取り皿を使わない」
韓国ドラマには会食や食事のシーンがたくさん出てきますよね。おいしそうな韓国料理に目を奪われがちですが、よーく見てみると日本人にはちょっと違和感が…
同僚とのランチや会食のシーン、家族の食事のシーンでテーブルにはたくさんの料理が並んでいます。真ん中にはチゲやスープが入ったお鍋や器が置かれていることもありますよね。でも…誰ひとりとして取り皿を使っていない!
日本の場合、大皿の料理は取り箸やトングを使って自分の取り皿に取り分けて食べるのがマナーとされていますよね。
でも、韓国ではテーブルに並べられたおかずはみんなで食べるもの。各自のお皿に取り分けたりせずに、大皿から直箸でそのまま自分の口に運びます。チゲなどの汁物も例外ではなく、真ん中に置かれた器から直接スプーンですくって食べるんですね。家での食事だけでなく、友達や会社の人たちとの食事でも基本的にこのスタイルです。汁物の器に近い席ならいいですが、遠いと手を伸ばしてスプーンからこぼさないように口に運ぶのって難しそうですよね笑
韓国の人はテーブルにこぼさないでよく食べられるな~と、そこも不思議に思ってしまいます。
ちなみに韓国ではアイスもこんな感じで、ひとつの容器に入ったアイスをみんなでつついて食べることもあります。小さめのバケツみたいな容器に入ったアイスをそれぞれ小さなアイススプーンを持って口に運びます。日本人の目からすると、ちょっと不思議な光景です笑
日本人は慣れないうちは、この取り皿を使わない韓国の食事スタイルに驚いてしまうかもしれませんね。家族ならまだしも、ほかの人とも直箸でつつき合って食べるというのに抵抗を感じる人も少なくはないと思います。特に潔癖症の人にとっては結構辛いことかも…
ですが、最近は韓国でも取り皿が用意されていることも増えてきました。特にコロナ禍になってからは、感染の拡大を抑えるという点でもこれまでのスタイルが少し変わってきているようです。
「郷に入っては郷に従え」とはいいますが、みんなでつつき合う食事スタイルがどうしても気になってしまう…というときは、つぎのフレーズを覚えておくといいですよ!
「앞접시 주세요(アプチョプシ ジュセヨ)/取り皿をください」と伝えればお皿をもらえるので安心してくださいね!
いかがでしたか?
今回は、韓国ドラマによく出てくるシーンから韓国の留学事情と食事スタイルについて紹介しました!
それでは次回もお楽しみに~☆
ーーー
今回の記事で韓国・韓国語に関心を持たれた方がいましたら、YouTubeで私と一緒に韓国語を学んでみませんか?
全くのゼロからでも学べる、無料の韓国語講座を配信中です!