【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動:出所したら豆腐をかじる 他
今ではすっかりひとつのジャンルとしてその地位を確立した韓国ドラマ!
冬ソナブームが沸き起こった頃は、韓国ドラマというと、どちらかといえば中高年の女性に人気というイメージがありましたが、今では老若男女問わず幅広い世代に受け入れられていますよね!
韓国ドラマをよく見る人たちのあいだでは、ドラマによく出てくるシチュエーションや展開を「韓国ドラマあるある」なんて言ったりもしますね。
そんな「韓国ドラマあるある」のなかには、日本人から見ると「なぜ?!」と思うような不思議な光景が出てくることが度々あります。そこで今回は韓国ドラマに出てくる不思議な行動を解説していきたいと思います!
それでは、ひとつめの不思議な行動から見てみましょう!
「警察のお世話になったときや刑務所から出所したら、まず豆腐をかじる」
ドラマや映画でもよく目にする光景なので、印象に残っているという人も多いのではないでしょうか?
映画ではパク・チャヌク監督、イ・ヨンエ主演の「親切なクムジャさん」、ドラマでは「ボクスが帰ってきた」、「椿の花咲く頃」、「梨泰院クラス」などにも出所後に豆腐を食べるシーンが出てきました。
門の前で待っていた家族や友人が袋に入った豆腐を差し出し、その場で食べさせるという光景は日本人からするとちょっとビックリしてしまいますよね。
なぜ出所後に豆腐を食べるのかというと、これには諸説あるのですが、理由のひとつとして「豆腐のように真っ白な心に生まれ変わって、人生をやり直せるように」という願いが込められているそうです。
また、豆腐にはたんぱく質が豊富に含まれているので、「刑務所生活中に不足した栄養を補う」という理由と、質素な食事からいきなりごちそうを食べては消化不良を起こすという心配から、「栄養があって消化吸収がよい豆腐をまず食べさせる」という意味があるのだそうです。
お豆腐ひとつにいろいろな願いが込められているんですね!
「打ち身や青あざができたら卵でクルクルする」
ケンカや乱闘シーンのあとだったり、転んでどこかにぶつけたあとだったり…おでこや目元に青あざができた人が卵を当ててクルクルしているシーンを見たことはありませんか?
「なんで卵?!」と不思議に思いますよね!あれには「卵でクルクルしてマッサージして、循環を良くしてあざを早く治す」という意味があるようです。
ただし、「卵でクルクルすることで治る」という医学的な根拠はなく、迷信、おばあちゃんの知恵袋的なものだそうです。
たしかに卵の形はクルクルするのにちょうど良さそうで、殻の感触もひんやりしているから気持ちよさそうではありますが…ちゃんとお医者さんに診てもらうのが一番安心ですね!
つぎも痛いとき、病気のときに見られる不思議な行動です。
「病気で寝込んでいるとき、なぜか白いハチマキを巻いている」
どちらかというと中高年の女性がしていることが多いです。男性が白いハチマキをして寝込んでいるシーンはあまり見かけません。
これは頭痛を和らげるためという意味があるそうですが、それよりも「ストレスで頭が痛い!」と周囲にアピールする手段として使うという意図も含まれているようです。
たしかに息子の結婚問題、嫁姑問題なんかで母親が白いハチマキをして寝込むなんてシーンも目にしますね。
日本でも昔は頭痛や出産の際にハチマキを巻くという風習があったようですし、韓国でも同じような理由でハチマキを巻いているのかと思いましたが、これはただの迷信のようなもので、実際は「私はあなたのせいでこんなにも辛い思いをしているのよ!」と周囲に訴えかけるために使われていることの方が多いようですね。
韓国ならではのシステム「夜も学校で勉強」
学園モノのドラマなんかを見ていて「学生の帰宅時間が遅すぎる…」と思ったことありませんか?
韓国には「夜間自律学習/야간자율학습(ヤガンジャユルハクスプ)」、通称「야자(ヤジャ)」と呼ばれる制度があります。
これは韓国の中学校、高校で一日の授業が終わったあと、そのまま学校に残って夜間も勉強することで、なんと夜の10時ころまで補習授業という学校もあるそうです。
そのため、昼飯と夕飯用にお弁当をふたつ持っていくという子も多いようです。
朝から晩まで勉強しなければならない子どもはもちろんですが、サポートする親もお弁当を作ったり、迎えに行ったりと大変そうですね。
日本以上に学歴が重視されるといわれている韓国ですから、熾烈な受験競争を勝ち抜くためにはこれくらいしなくてはならないのでしょうか…韓国の学生はすごいですね~!
いかがでしたか?今回は日本人にはよくわからない韓国人の不思議な行動について書いてみました!
理由がわかるとより韓国ドラマを楽しめるのではないかなぁと思います。
ドラマを見ているときにここに書いたシーンが出てきたら、今回の内容を思い出しながら見ていただけると嬉しいです☆
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