大阪の観光スポットで、シンボルとしても親しまれている「通天閣」（大阪市浪速区）は26日に現在リニューアル工事中のため消灯しているネオンを9月22日から再点灯すると発表しました。

きょう26日に通天閣を運営している通天閣観光の高井隆光社長からご連絡をいただき、画像などの資料もいただきました。

昨年8月から約13か月間にわたって行われた通天閣のリニューアル工事では、全面的な塗装やネオン管をやめて全面LED化などかなりの大規模な工事となりました。

みなさん待ちにまった再点灯ですよね。点灯再開となる9月22日午後6時15分から同50分ごろには点灯式を開催。地域活性化イベントや当日限定のイルミネーションなども披露されるそうです。しかも、その模様はYouTube配信もされるそうなので楽しみですね。詳細は後日改めて発表されるとか。

あと、9月4日の日没後の午後7時ごろからは点灯式本番に向けての点灯試験が行われるそうです。久々にネオンが点灯した通天閣、絶対必見ですね。私も見に行きます！

さて、先にも書きましたがリニューアル工事ではきらびやかに輝いていたネオン管を廃止。省エネ、長寿命で環境負荷の低いLED照明に全面切り替えされたそうです。

南面の広告は文字看板から大型サイネージに変更。サイネージということで、メッセージを日本語のほか英語や中国語などの多言語で表示することが可能になるそうです。そこではSNSなどを通じて、様々な情報発信をするそうですよ。

これまで東側（天王寺動物園側）にあった大時計は、南側（スパワールド側）のサイネージ上部に移動。デジタルや針の時計や温度、湿度の表示。下にある大型サイネージと連動した映像も映せるそうですよ。

あと、去年まで40年以上にわたって設置されていた光の天気予報の部分には、塔頂 円柱イルミネーションが設置され、レインボーの輝きなどを披露するそうです。

塔頂部分の円柱イルミネーションと連動して点灯する展望屋根の全周イルミネーションも、さらにきらびやかな通天閣を演出するそうです。

デジタルサイネージ以外の広告面も見応えのあるものになりそうです。タワー全体の光に濃淡に輝く三角面ドットイルミネーションも美しい輝きを放つそうです。

これまで1979本のネオン管を使っていたそうですが、、3万2579個のLEDも使われていたそうですが、先にも書いたようにネオン管は廃止され、401292個ものLEDが使われるそうです。電力消費量は約 5,700 kWh/月から約 5,700 kWh/月に変わるそうです。これは大きい。あと、エコですよね。

通天閣は大変貌を遂げるわけですが、高井社長に今回のリニューアルについてお話をお聞きしました。高井社長は「大阪関西万博に向けてライトアップ照明を全面リニューアルしました。全面塗装での塗り替えでライトアップがより映えるようになります。9月22日の再点灯を楽しみにしておいてください」と話しておられました。

通天閣MCの私も、これは絶対に見逃せない。ああ、点灯式に行きたーい！今年の秋は、通天閣再点灯で新世界はさらなる盛り上がりを見せてくれそうです。私も大応援しまーす！