Yahoo!ニュース

【大阪市】通天閣の名物看板がデジタルサイネージに 大時計も南側へ移動

ゆかぷ~の大阪まちぶら通天閣MC、THE PAGEレポーター(大阪市)

先日、大阪のシンボル「通天閣」の看板がデジタルサイネージ(電子看板)に変更されると発表がありました。

通天閣の南側には、高さ約32メートル、横3メートルのLEDサイネージビジョンが設置される。文字をスクロールでき、多言語で表示が可能となります。これまで東側にあった大時計も南側へ移設される。
通天閣の南側には、高さ約32メートル、横3メートルのLEDサイネージビジョンが設置される。文字をスクロールでき、多言語で表示が可能となります。これまで東側にあった大時計も南側へ移設される。

電子看板へのリニューアルは、省エネや長寿命で環境負荷が低いという「LED」を全面採用して、海外からの観光客のみなさんが多く歩いている南側の広告面に高さ約32メートル、横3メートルのLEDサイネージビジョンになるそうです。

現在工事中の通天閣。写真は南側です。ここに時計とデジタルサイネージが設置されるんですねえ
現在工事中の通天閣。写真は南側です。ここに時計とデジタルサイネージが設置されるんですねえ

なんとこのビジョン、文字をスクロール表示できるそうなんです。これによって文字数制限のない発信ができるようになるそうです。また、多言語での表示も可能になるそうですよ。

そして、そのビジョンの上には東側にあった大時計も移動させるとか。これはかなり大規模かつ斬新な改修工事になりそうですね。

前にもこの欄で「いま通天閣が夜に光っていない理由とは?」というタイトルで投稿させていただきましたが、通天閣は2022年8月1日からリニューアル工事のためライトアップをお休みしています。

新世界も連日観光客のみなさんでいっぱいです
新世界も連日観光客のみなさんでいっぱいです

工事期間は13か月を予定していて、2023年9月から新たなライトアップが行われる予定となっています。

通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長にお聞きすると、動きを加えた広告は日立が 1957年より掲出してきた通天閣の屋外広告のなかで初めて設置されるそうです。

高井社長は「LED球を約4万個使用した全面LED化でライトアップするんです。外装塗装もして、私もすごく楽しみです」と話しておられました。

現在、通天閣は工事のため点灯していませんが、9月になったらすごい光で大阪を盛り上げてくれそうなので、私は楽しみです
現在、通天閣は工事のため点灯していませんが、9月になったらすごい光で大阪を盛り上げてくれそうなので、私は楽しみです

この投稿の写真にもあるように、昨年8月から通天閣は工事のために消灯しています。大阪市内に住んでいて、夜に通天閣が光っていないのは、私もすごく寂しい感じがしていますが、これだけのリニューアルを行うのであれば、楽しみをとっておくと思えば我慢しなくてはと思いました。

あと、通天閣の看板の文字が動くって、すごく活気的だなと私は思いました。多くの外国人旅行客のみなさんが歩いている、南側の看板が情報発信の場になるとは、想像しただけでワクワクします。

今のこの工事中の写真は、記録として撮っていきたいと思います。

通天閣MC、THE PAGEレポーター(大阪市)

大阪を拠点とするMCタレント。通天閣「干支の引継ぎ式」のMCやTHE PAGEのまちぶらレポーター。関西テレビ「レースガイド」に出演。現在は幼稚園児の子育て中です。

ゆかぷ~の大阪まちぶらの最近の記事