【大阪市浪速区】通天閣「明けない夜はない」メッセージ12日に掲示終了へ コロナ禍の大阪を3年励ます
8日の夜、大阪のシンボル「通天閣」の公式ツイッターを見て驚きました。
その内容は「2023年3月13日以降は個人の主体的な選択を尊重しマスクの着用は個人の判断に委ねることになりましたので2020年5月1日から通天閣中間展望台に掲出させて頂いていた「明けない夜はない」「マスクの下は笑顔で!」を2023年3月12日で掲出を終了させて頂きます」(原文まま)というものでした。
この中間展望台のメッセージは、2020年5月1日から掲示されたそうです。私も当時の様子を覚えていて、掲示された日に写真を撮りに行った覚えがあります。同年4月7日に政府が緊急事態宣言を出し、翌8日に、通天閣の入場者数が一日30人という最低入場者数を記録。そして翌9日に、通天閣の高井隆光社長が臨時休業を発表していました。
この窓は縦2メートル、横1メートルと大きいのですが、通天閣観光の社員のみなさんがていねいに1枚ずつはったそうです。
当時、新世界で人力車「俥天力」を営む「人力車の翔ちゃん」こと國領翔太さんが「観光客のみなさんが来られなくなって自分たちも大変でしたが、このメッセージに励まされてるんです」とおっしゃっていたのをすごく覚えています。
私自身もこのメッセージに励まされた一人です。いろんなマスコミにも取り上げられていたので、多くの人が目にしたと思います。
◇通天閣の情報
・通天閣
営業時間:一般展望台 午前10時から午後8時(最終入場午後7時半)
特別屋外展望台 午前10時から午後7時50分(最終入場午後7時半)
タワースライダー午前10時から午後7時半
地下わくわくランド午前10時から午後7時半
◇これまでの「ゆかぷ〜の大阪まちぶら」
・通天閣の名物看板がデジタルサイネージに 大時計も南側へ移動
・天王寺動物園のアムールトラ「風」が亡くなる 令和元年生まれの3歳