Yahoo!ニュース

【大阪市浪速区】いま通天閣が夜に光っていない理由とは? 2023年秋からはこれまでと違う輝きが〜

ゆかぷ~の大阪まちぶら通天閣MC、THE PAGEレポーター(大阪市)

2023年2月撮影
2023年2月撮影

今月1日、大阪を代表する観光スポット「通天閣」(大阪市浪速区)で福豆配りが行われたことを書きましたが、それを伝えた写真で通天閣が大きなシートに覆われていることに気づかれましたか?

2022年10月に撮った通天閣。工事のシートが覆われていく様子です
2022年10月に撮った通天閣。工事のシートが覆われていく様子です

実は通天閣、昨年8月1日からリニューアル工事のためライトアップをお休みしているんです。工事期間は13か月を予定していて、今年9月から新たなライトアップが行われる予定です。

こちらも2022年10月に撮った通天閣
こちらも2022年10月に撮った通天閣

なぜそんなに工事期間がかかるのでしょうか。通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長に聞いてみたら、広告ネオンサインのリニューアルを行い、LED照明に切り替えたり、ライトアップが映えるようにライトグレー色に全面塗り替えを行なっているそうです。

2022年の大晦日に大阪市中央区の黒門市場からみた通天閣。遠くからでもシートは分かりますね
2022年の大晦日に大阪市中央区の黒門市場からみた通天閣。遠くからでもシートは分かりますね

何年かに一度のペースで改修工事は行われているそうで、いつもなら約半年程度で改修工事は終わるそうです。今回の工事は全面塗り替えをするために13か月もの期間がかかるということです。

2023年1月に撮影した通天閣
2023年1月に撮影した通天閣

私もちょくちょく通天閣には行きますが、写真を撮っていると観光客の方から「通天閣って光らないの?」と話しかけられたりします。そして、この内容をお話しすると「ええ残念」とおっしゃる方が多いんです。

私もライトアップが見られないのは寂しい気もしますが、秋から大変身する通天閣がみられると思ったら、我慢もできるかな!と思いました。それと、この工事中の風景をみられるのは、かなりレアでもあると思います。

2022年7月31日、工事前の最後のライトアップ時の通天閣
2022年7月31日、工事前の最後のライトアップ時の通天閣

今の通天閣は2代目だそうです。1956年に建てられ、これまでに14回もの改修工事が行われてきたそうです。通天閣の広告ネオンサインといえば「日立製作所」のイメージも強いと思いますが、これは1957年から続いているとか。

2023年1月に撮影した通天閣
2023年1月に撮影した通天閣

昨年までは新型コロナウイルスの影響で通天閣の入場者数も減少していたそうですが、昨年4月に通天閣に設置された全長60メートルの滑り台「タワースライダー」は、平日でも30分待ち、土曜、日曜は60分待ちの大盛況だそうです。

私はプレオープンの時にタワースライダーを体験させていただきましたが、近々、ここでお伝えできるよう、もう一度体験してきたいと思います

通天閣
住所:大阪市浪速区恵美須東1-18-6
営業時間:一般展望台 午前10時から午後8時(最終入場は午後7時半)
特別屋外展望台 午前10時から午後7時50分(最終入場は午後7時半)
タワースライダー 午前10時から午後7時半
地下わくわくランド 午前10時から午後7時半
(営業時間などは変更になることもありますので、下記Twitterなどでご確認ください)
通天閣公式ツイッター
通天閣公式サイト

通天閣MC、THE PAGEレポーター(大阪市)

大阪を拠点とするMCタレント。通天閣「干支の引継ぎ式」のMCやTHE PAGEのまちぶらレポーター。関西テレビ「レースガイド」に出演。現在は幼稚園児の子育て中です。

ゆかぷ~の大阪まちぶらの最近の記事