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#今月のテック 9月:10月26日発売のiPhone XR

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
iPhone XRはモデル全体の半数を超えるとも予測される(写真は筆者撮影)

iPhone XSについては、既に発売され、実機のレビューもいくつも読む事ができます。しかし未発売のiPhone XRについては、まだタッチアンドトライレベルでしか触れる事ができませんでした。

しかし、iPhone XSと多くを共有しているため、「どのような製品になるのか」という点がもう少し明らかになってきています。そこでiPhone XRについて、10月26日の発売を前に、期待される機能や価値について考えていきましょう。

どんなiPhone?

iPhone XR(テン・アール)は、2018年モデルのiPhoneとして9月12日のスペシャルイベントで発表されました。最大の特徴は、カラフルな6色展開と749ドルからという価格です。

まずは、その6色を見ていきましょう。

iPhone XR:ブラック(左)とホワイト(右)
iPhone XR:ブラック(左)とホワイト(右)

iPhone X、iPhone XSにも用意されている最もベーシックな色はシルバーとスペースグレーでした。iPhone XRではそれぞれ、ホワイトとブラックという色の名前で登場します。

個人的な感想として、ステンレスのiPhone X、iPhone XSを見てしまった後ということもあり、ホワイトの背面とアルミのフレームは、若干質感に劣るように見えてしまいます。それ以外のカラーではそうした印象がなかったのですが…。

iPhone XR:ブルー。
iPhone XR:ブルー。

ブルー。欧州の自動車会社はラインアップの中のスポーツモデル(Audi RSやBMW Mなど)に、こうした落ち着きつつも鮮やかな、ちょうど良いトーンのブルーを設定していますね。

iPhone XR:イエロー
iPhone XR:イエロー

イエロー。割としっかりとした、原色のイエローです。アルミニウムのフレームは、背面に合わせて色が付けられており、きちんとトーンも含めてマッチングしているため、フレームが浮いてしまったり、目立たなくなったりすることはありません。

iPhone XR:コーラル
iPhone XR:コーラル

コーラル。ピンクがやや入ったオレンジ、あるいはサーモンっぽい色にも見えます。最初はちょっと難しい色なのかな、と思いましたが、割と明るいところ、暗いところで表情を変え、楽しめる色になりそうです。

ちなみに、背面に1つ用意されているカメラには出っ張りがありますが、そのフレーム部分もボディカラーに合わせて染められています。

iPhone XR:(PRODUCT)RED
iPhone XR:(PRODUCT)RED

(PRODUCT)RED。これまでは9月発売の新モデルから半年が経過した4月頃にSpecial Editionとして発売されてきましたが、今回は10月26日の発売日から選択することができます。赤いiPhoneファンにとってはうれしい設定です。

iPhone XRもiPhone XS同様、背面には「iPhone」としか書かれていませんが、赤モデルだけ(PRODUCT)REDの文字が刻まれています。

※続きは以下の見出しがあります。

・「低価格化3つの要素」

・「シングルカメラでポートレート」

・「iPhoneのバッテリーキング」

・「XS、XRどちらを選ぶ」

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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