「もっと早く知りたかった」白菜にある「黒い点」って何?「カビなの?食べていいの?」意外な事実に驚き
「白菜に黒い斑点があるけど、これって何?」
「カビ?それとも虫?食べていいの?」
そんな疑問を持たれたことがある方に、ぜひ知っていただきたい「白菜の黒い斑点の正体」について、今回ご紹介します。
「そうっだのか…。知らなかった」と思える内容、必見です。
白菜の黒い斑点の正体
もったいぶらずに結論からお伝えすると、白菜の黒い斑点の正体は…
野菜の生理障害のひとつで「ゴマ症」と呼ばれるものです。
この「ゴマ症」とは、生育段階で野菜がストレスを受けた時に出る症状といわれています。
では、どのようなストレスを受けると、「ゴマ症」が発症するのか。JA全農長野のウェブサイトが分かりやすいため、一部引用させていただきます。
例えば、激しい雨にさらされた、肥料過多(栄養過多)、収穫時期が早かった(または遅かった)などです。
つまり、カビや害虫により黒い斑点が出ている、というわけではないということが、分かっていただけたかと思います。
黒い斑点は食べてよいのか
では、次に気になるのが「黒い斑点は食べてもよいのか」ということだと思います。
こちらも結論から申し上げると、食べて問題ありません。
実際にJA全農長野のウェブサイトにも、次のとおり記載があります。
(白菜の)黒い斑点の成分はポリフェノールの一種なので、(品質に)全く問題ありません。
また、農林水産省の公式YouTubeチャンネル「BUZZMAFF ばずまふ(農林水産省)」でも、次のとおり発信されています。
白菜にたまについている黒い点、あの正体はポリフェノール。味や風味にも影響はほぼないので、気にしなくて大丈夫。
いずれの媒体でも、黒い斑点はポリフェノールであり、食べることを避けるアナウンスはされていないことが分かります。
これから旬を迎える白菜。今回の情報も参考にしていただきながら、美味しく無駄なく日々の料理にご活用いただければ幸いです。
知らずに損してるかも
知らないともったいないことは、他にもたくさん。
この機会にチェックしてみてくださいね。
「もっと早く知りたかった」もやしは「洗う・洗わない」どっちが正解?もう迷わない
捨てないで!ブロッコリーの茎を活用する裏技「もっと早く知りたかった」節約&時短で作り置きや弁当にも
今回の内容が「参考になった!」という方は、「料理家ふらお」のプロフィール画面等から「フォロー」いただけると嬉しいです。
*引用した内容は執筆時点のものです。