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「バルサ対策」を考察。求められるビルドアップの複数パターン。

森田泰史スポーツライター
コパでアトレティックに敗れたバルセロナ(写真:ロイター/アフロ)

苦しいシーズンに、なっている。

バルセロナはコパ・デル・レイの準々決勝でアトレティック・クルブと対戦。敵地サン・マメスで敗れ、ベスト8敗退が決定した。

1月に行われたスペイン・スーペルコパでは、決勝でレアル・マドリーに敗れた。バルセロナにとっては、数週間で2つのタイトルの可能性が潰えた格好だ。

バルセロナのシャビ監督
バルセロナのシャビ監督写真:ロイター/アフロ

リーガエスパニョーラに目を向けると、レアル・マドリーとジローナが首位争いを繰り広げている3番手・4番手のポジションに甘んじているバルセロナだが、彼らが失速しない限り、優勝の可能性はないだろう。

チャンピオンズリーグにおいては、ラウンド16でナポリと対戦する。倒せない相手ではないだろうが、とはいえビッグイヤー獲得の道のりは簡単ではない。

何より、気掛かりなのは、バルセロナが課題を放置したままでいることだ。

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■バルサ対策 プレスとサイドへの追い込み

リーガでは、「バルサ対策」が進んでいるように思う。その「対策の対策」をしない限り、バルセロナが論理と共に勝利への道筋を立てられるわけがない。

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スポーツライター

執筆業、通訳、解説。東京生まれ。スペイン在住歴10年。2007年に21歳で単身で渡西して、バルセロナを拠点に現地のフットボールを堪能。2011年から執筆業を開始すると同時に活動場所をスペイン北部に移す。2018年に完全帰国。日本有数のラ・リーガ分析と解説に定評。過去・現在の投稿媒体/出演メディアは『DAZN』『U-NEXT』『WOWOW』『J SPORTS』『エルゴラッソ』『Goal.com』『ワールドサッカーキング』『サッカー批評』『フットボリスタ』『J-WAVE』『Foot! MARTES』等。2020年ラ・リーガのセミナー司会。

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