久保、三笘、鈴木…日本代表の選手たちの"移籍事情"と今冬に起こり得ること。 #専門家のまとめ
現在、ヨーロッパのフットボールシーンでは、冬の移籍市場が開き、盛り上がりを見せています。
久保建英、三笘薫、鈴木彩艶…。こちらでも、連日、日本代表の主力級の選手たちが話題に上がっていますが、果たして、この冬の移籍はあるのでしょうか。
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
まず、久保と三笘に関してですが、彼らのクオリティは言わずもがな。この数年、マーケットが開くたびに移籍の噂が流れますが、問題になりそうなのは彼らの移籍金です。
久保は、レアル・ソシエダと2029年夏までの契約を結んでいます。契約解除金が6000万ユーロ(約96億円)に設定されているので、この額を支払えば、”問答無用“で久保を獲得できるのですが、これは決して安い額ではありません。
三笘については、その市場価値は4500万ユーロ(約72億円/『Transfermarkt』参照)。久保よりは安い額ですが、こちらはブライトンが選手を安売りするクラブではなく、クラブ間交渉がタフになる可能性が高い。
えてして、冬のマーケットは補強が難しく、多くのクラブが「二の足」を踏みがち。久保、三笘の今冬の移籍は難しいかも知れません。
鈴木は、パルマ移籍後、安定したパフォーマンスを見せています。バイエルン・ミュンヘンが、ノイアーとの2026年夏までの契約延長に近づいていますが、その後を見据えても、22歳の鈴木は選択肢として魅力的。意外に、鈴木のビッグクラブ移籍がサッと決まるかも知れません。