持ってて良かったポチ袋!この言葉の由来から正しい使い方まで、文房具のプロがいつもより丁寧に教えます
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
実は、僕は「教えたがり」なんです。過去には学校の先生を目指しただけあって、教えるということに対する姿勢は前のめりです。
これだけ毎日、文房具情報をブログで発信し続けているにもかかわらず、まだまだ足りないのでしょう。旺盛ですね。
中でも特に好きなのは、生活の中に潜む豆知識。そんな僕が、今日は「ポチ袋」に関する由来や使い方について、お教えいたします。
間違っていた僕の解釈です
ポチと言えば皆さん何を思い出しますか。そうです、犬の名前ですよね。ここが由来になっているのだと思っていました。
以前テレビ番組で紹介していたことを覚えているのですが、確かポチは日本人の聞き間違いが由来していたはずです。
フランス語で小さいを意味する「petit(プチ)」と名付けられた犬を「ポチ」と呼んでいると聞き間違えたそうなのです。
この内容と「ポチ袋」は繋がらないなぁ。
実際のポチ袋の由来は?
ちょうど良い機会なので、再度よく調べてみました。このくらいの由来ならば、すぐに調べがつくはずですからね。
この由来には諸説あるのですが、今ではほぼ2つに絞られていると思います。今日は、その2説をどちらにも絞らず書きます。
一つ目が、関西地方の方言で、点・小さいもの・少しのものを表す言葉「ぽち」に由来しているのではないかという説。
もう一つの説は、これっぽっちから
もう一つは、明治時代に旦那衆が贔屓にしている芸者や関係者に心付けを渡すときに使われたのが始まりとされる説があります。
大袈裟なご祝儀ではなく、少しばかりの心遣いを小袋にしたためた「これっぽち」という気持ちが「ぽち」になったとのことです。
両説説得力がありますよね。こんな言葉から由来して「ポチ袋」は、生まれたのだそうです。知っておくとネタになりますね。
素敵な使い方をしましょう
お年玉を入れて渡すだけでは、せっかくの「ポチ袋」が可哀想です。もっとカッコよく、粋に使える人になりたいですね。
割り勘の費用や職場の飲み会の会費などを感じをしている人に、ねぎらいの言葉を添えて渡してみたらどうでしょうか。
こんな使い方をされたら、受け取った相手からは猛烈に感動されること間違いなし。そういうチャンスも狙わないといけませんがね。
まとめです
どうやら「ポチ袋」は、関西地方の方言。そして、これっぽちをベースにして出来た言葉みたいですね。
そして、自分の感謝の気持ちを添えて相手に渡すとカッコイイみたいです。そのチャンスを逃さないようにね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
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