ハンコはどうして赤なの?朱肉って肉なの?文房具のプロが、日常の素朴な疑問に答えます
文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
最近、仕事で押印しなくちゃならないことが重なりました。サインで良いじゃんと思いましたが、どうやら規定みたいです。
「シヤチハタはダメですからね」と念をおされましたが、ちゃんと心得てますよ。あれはスタンプ印ですからね。気をつけてます。
今日は、仕事柄押印していてちょっと不思議に感じたことを調べたので、その内容についてブログ記事に書いていきますね。
ハンコって、何で赤色なの
僕は昔の映画で血判状なるものを押しているシーンを観ました。いかにも痛そう。でも、気持ちは十分に伝わってきますね。
そんなことから血液の赤色の代わりに、ハンコが赤になったと思っていました。まあ、調べると諸説あります。
縁起が良い色合いだから、そして魔除けにも使われる神聖な色だから。この理由で赤色が定着したというのが主流説です。
そもそも赤以外でも良いの
主流は赤色ですが、赤でなくても良いんじゃないかという気持ちになってくるのが人情ですよね。僕も同じ気持ちです。
法律的な縛りはないというのが実情です。最近の若年層などは、全然こだわりなく押印してくるのが実情みたいです。
でも、赤色の美しさに勝てる色合いは無いと思います。是非とも、鮮やかな赤色で勝負しようではありませんか。
朱肉って本当は肉だったのか
朱肉という言葉を聞くと、どうしても心に浮かぶのが「これ肉なのか?」ということ。まあ、違うに決まってますけど。
元々、ハンコに使う朱肉のことを印肉と呼んだそうです。この場合の肉は、果肉と同じような使い方がされています。
つまり、ふわふわしたボリュームのあるもののことを総称して肉と呼んだ時代の名残なのです。肉と呼ばれないように気をつけます。
まとめです
いかがでしたでしょうか。ハンコについての素朴な疑問に答えてみました。せっかく色々調べたので、ここに書けて良かったです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
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