3回食べて3回どハマりした「簡単すぎる舞茸の食べ方」が腸活にも最強です
きのこと言えば、健康食材の代表ですよね。その中でも、特におすすめしたいのが「MD-フラクション」など有効成分が豊富な舞茸です。なんか、かっこいい名前じゃろう。(急に変なキャラやめて。)
とはいえ、「舞茸はあまり好きじゃない」「子どもが食べない」など困った経験はないでしょうか…。今回ご紹介する食べ方は、良い意味できのこ感が薄いので、誰でも美味しく食べられます!3つの効果もお伝えするので、ぜひ試してみてくださいね。
舞茸が腸活とダイエットに効果的な理由
きのこ類には、食物繊維が豊富なことは有名かもしれません。その中でも、舞茸には「MD-フラクション」「MX-フラクション」などの健康成分が豊富です。
日本で行われた研究を参考にすると、舞茸を食べることで、主に以下3つの効果が期待できますよ。
1.免疫力を高めて体調不良を減らす(※1)
僕たちの体の中には、NK細胞と呼ばれる「ウイルス撃退部隊」がいます。そして、上記のMD-フラクションは、その働きを活性化してくれるのです!(研究ではがん患者さんを対象にしています。)
2.血糖値を安定させ、ダイエットに役立つ(※2)
まだ動物研究ですが、舞茸を食べると血糖値の急な上昇を抑えることができます。血糖値が急上昇すると、血管を傷つけたり、体脂肪が増える原因に。舞茸は、ダイエット中にも積極的に食べたいですね。
3.腸を丈夫にする(※3)
最近、腸や体全身の健康に大切だと研究されているのが「アッカーマンシア」と呼ばれる細菌です。舞茸を食べることで、この細菌を増やすことができます。
また、舞茸をお肉に漬け込むと、お肉が想像以上に柔らかくなります。その結果、お肉が消化吸収しやすくなるので、舞茸は胃腸にも優しいのです!
それでは早速、「舞茸と鶏の腸活やみつき甘酢炒め」の作り方をご紹介しますね。
<材料>舞茸と鶏の腸活やみつき甘酢炒め
・鶏むね肉…1枚(もも肉でもOK)
・舞茸…1パック(100〜150g)
☆醤油、お酢、みりん…各大さじ2
☆片栗粉…小さじ1
☆水…大さじ2
「☆調味料は合わせておきましょう。」
<作り方>舞茸と鶏の腸活やみつき甘酢炒め
①袋の中に鶏胸肉を入れ、塩こしょうを軽くかけたら、細かく切った舞茸を入れる。もみもみしたら、1時間〜一晩ほど置く。
(筆者は絶賛ダイエット中なので、鶏肉の皮は取りました。笑)
②フライパンに油を少し引いて鶏肉だけを乗せ、弱中火で両面4分ずつほど焼く。(舞茸が少し付いていても大丈夫です!)
③焼き色がついたら、舞茸と☆調味料も入れ、炒めながら絡めたら完成。あれば白ごまもパラパラする!
舞茸と鶏の腸活やみつき甘酢炒め、おすすめの食べ合わせ
今回ご紹介した、舞茸と鶏の腸活やみつき甘酢炒めを食べた後は、ぜひ「〆のヨーグルト」を食べましょう。なぜヨーグルト!?と思われたかもしれませんが、理由はカルシウムが豊富だからです。
実は、カルシウムは体に吸収されにくい特性があります。舞茸に多いビタミンDが、その吸収を助けてくれるのです。(正確には活性化されたビタミンD)
なので、〆のラーメンならぬ、〆のヨーグルトがおすすめなのです!「カルシウムとビタミンDは相性抜群」と覚えておきましょう。
毎日食べたいくらい!舞茸で手軽に腸活しよう
今回は、材料を漬けて焼くだけで完成する、舞茸と鶏肉の腸活レシピをご紹介しました。お好みで生姜などを加えるのもおすすめです。ぜひ、一度お試しくださいね!
(※3)Miaoyu Li「Role of dietary edible mushrooms in the modulation of gut microbiota」(2021)