【片づけ】無理しない!元汚部屋の整理収納アドバイザーが子どもと片づける6つのコツ
夏休みが始まり、家の中が散らかってウンザリしてしまう人もいるのではないでしょうか。筆者も子どもと過ごすとあっという間に部屋が散らかります。そんなとき、筆者は6つのコツを押さえながら子どもと片づけをしながら壮大な散らかしっぱなしを食い止めています。
1.子どもが散らかした物をお願いする
ゴミでも服でも子ども自身が散らかした物を片づけるようにお願いしましょう。大人でも人が散らかした物を片づける時に「なんで私が」と思う場合があります。しかし、自分が散らかした物なら責任を持って片づけることになるので納得がいきます。親の物より、子どもの物を片づけてもらう方が理屈にあっていますし、物のしまい場所も覚えてもらいやすくなりますよ。
2.片づける種類を絞る
何種類もの物を一度に片づけようとするのは控えた方がいいでしょう。一気に何教科も勉強するのが難しいように、片づけも「オモチャと本と脱いだ服を片づけて」と言われても聞くだけで疲れてしまいます。何を優先して片づければいいのかを判断し、時には相談して片づける種類をしぼるようにしましょう。本だけ、服だけと片づける対象を少なくした方が集中できるのでオススメですよ。
3.片づけやすい仕組みを作る
いざ子どもが片づけようとした時に、片づけやすい仕組みを作っておくのは重要です。
しまう場所を決めておく
子どもがしまいやすい場所
子どもが扱いやすい収納グッズ
物をどこにしまうか悩んだり、子どもが背伸びをするなど体に負担がかかる場所や複雑な収納グッズは片づけに苦手意識を持たせてしまうので見直すようにしましょう。
4.短い時間でやる
短い時間で取り組むのも大切なコツのひとつです。子どもは片づけより遊ぶ方の比重が大きいもの。長時間片づけようとしても集中力が続かず、最後まで片づけられなくなり親子喧嘩をしてしまうかもしれません。短時間の方が片づけに飽きるリスクを避けやすく、苦手意識を持ちにくい効果につながります。2つ目のコツで紹介した「片づけの種類を絞る」と組み合わせると片づけの成果が出やすくなりますよ。
5.何度も一緒に片づける
子どもは体験するほとんどの事が初めてのことばかり。片づけも同様に何をどうすればいいか分からないのが当たり前です。片づける目的も、片づけ方も親が決めたこと。であれば、親が何度も子どもと一緒に片づけるようにしましょう。「一緒にブロックをこの箱に入れよう」「ゴミを一緒に捨てに行こう」など声掛けはもちろん、時には「どっちが早くしまえるか競争ね」とゲーム感覚で楽しむのもオススメです。
6.感謝を伝える
片づけたら「〇〇ちゃん(くん)のおかげで部屋がキレイになったよ、ありがとう」など感謝を伝えるのも忘れてはいけないポイントです。片づけた事を褒めるのもいいですが、感謝をする方が嬉しいだけでなく、誰かのためになった喜びや自主性が刺激されます。たとえ最後まで片づけきれなくても「途中まで片づけてくれてスッキリしたよ、ありがとう」と感謝を伝えるようにして、出来たことに目を向けるようにしましょう。
片づけきれなくてもOK!満点は目指さない
筆者は元汚部屋暮らしだったので片づけが面倒なのは知っています。親である筆者も体調や気分によって片づけにムラが出るのですから子どもにも満点を求めることをやめ、ほどほど出来たらOKくらいで過ごしています。何より、勉強や運動と同じようにコツコツ続けることが大切だと思い、日々子どもと片づけに奮闘しています。
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