元汚部屋歴10年の整理収納アドバイザーが経験した、片づけで減った「ムダな時間」とは?
片づけができなくて汚部屋で10年以上暮らしたことがある筆者。必死に片づけたことで物以外に「ムダな時間」も減らせて暮らしやすくなりました。
「家事や仕事に追われて時間がない」「片づけの効果がいまいち分からない」と悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
1.片づける時間
物が多ければ多いほど片づける時間は増えます。仮にしまう場所が決まっていても毎日散らかった物を元に戻す、ゴミをゴミ箱へ捨てる、洗い物をまとめるなどの作業に膨大な時間がかかってしまいます。
片づけは物が少なければ短時間で済みますし、作業ストレスを減らす効果も期待できます。また、片付ける時間が減ると自分だけでなく家族も片づけがラクになるということ。パパッと片づけられるので「めんどくさい」と思いサボってしまうこともなくなるはずですよ。
2.管理する時間
物を持つと管理する時間も発生します。食品なら賞味期限のチェック、服なら劣化やサイズの確認など。ほかにも日用品なら在庫確認など、物が多い分だけ管理する時間も膨大に増えてしまいます。最悪、管理しきれなくて何個も同じ物を買ってしまったり、使いきれずに捨ててしまうかもしれません。
しかし、物が少なければ管理する時間を短縮できます。物の見直しや在庫チェックもラクになるので二重買いや食品ロスを抑える効果も。時間だけでなくムダな物を買わなくなるので節約にもつながりますよ。
3.捨てる時間
筆者が汚部屋を片づける時に大変だったことのひとつが物を捨てる作業です。毎回膨大なゴミを捨てるために集積所を何回も往復したりゴミの分別を調べたりと、とにかく時間がかかりました。
しかし、片づけられるようになってからはゴミ出しは1往復で終わりますし、ゴミの分別が面倒な物は持たないようにしたので苦労することはほとんどありません。大量のゴミを溜め込まなくなったことでニオイで悩むこともなくなり、捨てる時間を減らせたことで衛生面でも嬉しいメリットを得ることができました。
物が減ると家事のムダも減った!
汚部屋の頃は「物を減らせば暮らしやすくなる」と、ぼんやりしたイメージしか持っていなかった筆者。実際、物を減らすと家事のムダが減り、自由な時間が増えたと実感しています。
自由な時間を増やしたい方や、片づけで暮らしを変えたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
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