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りんごは「画像のように切らないで下さい」元スーパーの店員からのお知らせ【そのワケとは?】

ぱるとよ料理研究家

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秋になるとスーパーや青果店にりんごがたくさん並び、つい手に取ってしまいますよね。わが家では、ほぼ毎日りんごを食べています。でも、いざ切るとなると少し面倒…そこで先日、夫にお願いしてみたところ、なんといつもより食べられる部分が少ない(冒頭の写真)!

さらに、芯がざっくりと大きく切り取られていました。

「これってもしかして、同じように切ってる人が多いのでは?」と思い、この記事を書くことにしました。今回は、りんごの芯を無駄なくカットする簡単な方法を元スーパーの店員だった私が解説します。

ヘタや芯、切りすぎていませんか?

りんごの芯を大きく切り落とすと、食べられる部分まで一緒に捨ててしまうことがあります。

そこで、夫が切った芯の重量を実際に測ってみました。

結果は8g。

食べられない芯の部分は2gほどでしたが、可食部分がなんと6gも含まれていました。

食べられる部分
食べられる部分

捨てる部分
捨てる部分

このように、捨ててしまう部分が意外と多いことが分かります。

左が無駄のない切り方。右が勿体無い切り方。
左が無駄のない切り方。右が勿体無い切り方。

無駄なく美味しく食べるために、おすすめの切り方を紹介します。

包丁が苦手でも安心!芯を無駄なくカットする方法

夫に「なぜそんなに大きく芯を切るの?」と聞いてみたところ、「包丁を使うのが怖くて、食べられる部分とわかっていても一緒に切っちゃうんだ」とのことでした。

そんな方でも大丈夫!包丁が苦手でも安心してできる、芯をキレイにカットする方法をご紹介します。

手順

1. りんごをよく洗い、半分にカットします。

2. さらに、半分を4等分に切ります。

3. りんごを横向きに寝かせ、芯の両端を切り落とします。

4. 芯の部分に斜めから切れ込みを入れ、反対側にも同じように切れ込みを入れます。

こうすることで、食べられない部分だけを安全にキレイに取り除くことができます。

この方法なら、無駄を減らして、美味しくりんごを楽しむことができます。りんごの皮は食べられますので、今回は剥いていません。りんごの皮を剥くときは、ピーラーを活用することをおすすめします。

まとめ

  • りんごの芯を大きく切りすぎると、可食部分を無駄にしてしまうことがある。
  • 包丁が苦手な方でも、斜めに切れ込みを入れる簡単な方法で芯をキレイに取り除ける。
  • 今回紹介したカット方法を使うことで、無駄を減らすことが可能。

気になる方は、ぜひ試してくださいね。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上、食育講座の登壇経験あり)。

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