Yahoo!ニュース

ほうれん草は「水から茹でる?」or「お湯から茹でる?」ほうれん草がマズくなるNGな茹で方3選

ぱるとよ料理研究家

ぱるとよのおすすめ記事がLINEに届きます!
1週間分の記事をまとめてお届けするぱるとよ「食の知恵を、お手軽に」が4月12日から配信スタート、毎週金曜日の11時47分にお届けします。食材の選び方・保存法からお手軽レシピ、キッチン周りの裏ワザまで盛りだくさん。ぜひ友だち追加してください。

<友だち追加の方法>
■下記リンクをクリックして友だち追加してください
LINEアカウントメディア(外部リンク)
※本リンクは「Yahoo!ニュース エキスパート」との取り組みで特別に設置しています。

ほうれん草は寒さが増すほど甘みが引き立つ旬の野菜です。そのままでもおいしいですが、調理法次第でさらに風味や食感を楽しめます。特に茹でる際は、ポイントを押さえることでおいしさを逃さず仕上げることができます。

ほうれん草を茹でるとき、茹で方や時間に迷うことも多いかもしれません。今回は、おすすめの茹で方と避けたい失敗例を解説します。

NGな茹で方1:水から茹でる

ほうれん草は、沸騰したお湯に入れるのが基本です。水から茹でると、温まるまでの間に葉が水に浸かり続けるため、柔らかくなりすぎて食感が損なわれます。

ほうれん草は、お湯から茹でることで短時間で仕上がり、香りやシャキシャキ感も保てます。

おすすめの方法:たっぷりの沸騰したお湯で茹で始める。

NGな茹で方2:茹で時間が長すぎる

ほうれん草は柔らかい野菜なので、長時間茹でる必要はありません。お湯に入れて1分が目安です。

葉が大きい場合は、茎を先に30秒、葉を加えてさらに30秒茹でると均一に仕上がります。

茹で過ぎると風味が抜けるだけでなく、食感が失われるため、茹で時間の調整が大切です。

おすすめの方法:全体で1分以内に仕上げる。

NGな茹で方3:洗わずに茹でる

根元部分には土が残りやすく、冬場は特に量が多いことがあります。そのため、茹でる前に根元を切り落としてしっかり洗うのがおすすめです。

もし土が少ない場合は、上の写真のように根元に切り込みを入れ洗う方法も効果的です。

おすすめの方法:根元を切り落として洗浄後に茹でる。

まとめ

  • 茹で始めは必ず沸騰したお湯から。
  • 茹で時間は1分以内で調整。
  • 茹でる前に根元を切り落として洗浄。

これらのポイントを押さえることで、旬のほうれん草をさらにおいしく楽しめます。適切に調理したほうれん草は、食感も良く、見た目も鮮やかに仕上がります。ぜひお試しください。

【関連記事】(生活に役立つ「食材」の豆知識)

食材の豆知識・裏ワザ・エコ技をご紹介しています。詳しい解説は下の記事(外部サイト)に記載しています。

・ハズレの「ほうれん草」を買わない選び方!たった3つのコツ【知って得する買物術】

・カット大根の「上部」と「下部」、どっちがお得?元スーパーの青果担当だから知っている豆知識

料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながら食育フリーランスとして活動中(500回以上 食育講座の登壇経験あり)。

ぱるとよの最近の記事