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三人の麗しきプリンセスたち 精力的に活動される日々とは? #専門家のまとめ

つげのり子放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)
愛子さま、彬子さま、瑶子さま、承子さま(写真:毎日新聞社/アフロ)

結論が出ないままであった「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」は、ここにきて動きがあった。今月7日、額賀衆議院議長が記者会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残れるようにする必要性について、おおむね賛同が得られたと説明したのである。

現在、皇室には、未婚の女性皇族が五方いらっしゃる。天皇皇后両陛下の長女・愛子さま、秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さま、三笠宮家の長女・彬子さまと次女・瑶子さま、高円宮家の長女・承子さまだ。

現在、女性皇族は多くの公務に取り組まれているが、現在の皇室典範によれば、結婚によって一般人となり、公務をしたくても携わることができなくなる。今後の処遇についてはっきりしない状況の中で、結婚を躊躇されている可能性も考えられる。

そこで今回は、愛子さまや佳子さま以外の、未婚の女性皇族方がどのような活動を行っていらっしゃるのか、個性が分かる記事をピックアップした。

ココがポイント

▼彬子さまは能登の伝統工芸を守り続けようと、皇族では異例の試みに乗り出した

《独占》三笠宮家の彬子さま(42)が語られる「能登支援のクラウドファンディングを始めた理由」(文春オンライン)

▼瑶子さまはお父様が尽力された活動を受け継いで、障がいがある人々に寄り添い、積極的に活動

難聴を明かされた三笠宮家の瑶子さま きょう39歳の誕生日 寬仁さまの障害者福祉活動引き継ぐ (FNNプライムオンライン)

▼承子さまは母・久子さまとともに、ヨルダン皇太子の結婚式に参列し、世界の王族らと交流を深めた

高円宮妃久子さまと長女の承子さま、ヨルダン皇太子の結婚式参列(AFPBB News)

エキスパートの補足・見解

皇室の方々が行っている「公務」は、皇居などでの公的な儀式や全国各地で開催される式典への出席、国際親善のための外国訪問、地域の社会福祉施設を視察など、多岐に渡る。

皇室の方々が出席されることで、地道な努力を続けているところに光が当たり、社会に寄与する意義の大きさは計り知れない。

今回、額賀議長は女性皇族が結婚後も皇室に残ることについて、各党の理解がほぼ得られたと話しているが、配偶者や子どもの処遇などは引き続き議論するとのこと。これまでのように何も決まらないまま、時間だけが過ぎることは避けてほしいものだ。

女性皇族の方々は、いつ結婚されるやもしれない。政府は喫緊の問題として、早く前に進めてほしいと思う。

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放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)

2001年の愛子内親王ご誕生以来、皇室番組に携わり、テレビ東京・BSテレ東で放送中の「皇室の窓」で構成を担当。皇室研究をライフワークとしている。西武文理大学非常勤講師。日本放送作家協会、日本脚本家連盟、日本メディア学会会員。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)、『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)、『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)などがある。

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