大谷は2位に10本差をつけ、打点も1位に。ソトは40本塁打にリーチ、鈴木ら4人は20本塁打に到達
9月11日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、先頭打者ホームランを打った。シーズン47本塁打とし、2021年に記録した自己最多を上回った。
ナ・リーグでは大谷に次ぐ、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、8月20日の37本目を最後に、21試合続けてホームランが出ていない。大谷とオズーナの差は、二桁に広がった。
この差は、ア・リーグのトップ2と同じだ。51本塁打のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、ここ15試合ともホームランがない。2位のアンソニー・サンタンデア(ボルティモア・オリオールズ)は、9月11日に41本目のホームランを打った。
ジャッジの15試合連続ホームランなしについては、こちらで書いた。
◆「51本塁打のジャッジが15試合連続ホームランなし。これほど長く途絶えたことはあった!?」
大谷は、ホームランに続き、2回裏は四球で出塁後にシーズン48盗塁目を記録し、3回裏はシングル・ヒットで2者を生還させた。計3打点を挙げ、シーズン全体では104打点。前日の時点で大谷より1打点多かったウィリー・アダメス(ミルウォーキー・ブルワーズ)は、102打点から増えていない。
ちなみに、ア・リーグのトップ2は、20打点の差がある。ジャッジが126打点、ホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)は106打点だ。
9月11日を終え、シーズン20本塁打以上の選手は、以下のとおり。
ホアン・ソト(ヤンキース)は、シーズン40本塁打にリーチをかけた。タイラー・オニール(ボストン・レッドソックス)は、サヨナラ本塁打により、シーズン30本塁打に到達した。1点ビハインドの10回裏、1死一、三塁からのホームランだ。
また、マーカス・シミエン(テキサス・レンジャーズ)、CJ・エイブラムス(ワシントン・ナショナルズ)、ニック・カステヤノス(フィラデルフィア・フィリーズ)、鈴木誠也(シカゴ・カブス)の4人は、それぞれ、シーズン20本目のホームランを打った。彼らが加わり、シーズン20本塁打以上は69人となった。