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来月、悠仁さまがご成年に メディアが伝えてきたお人柄とは? #専門家のまとめ

つげのり子放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)
秋篠宮ご夫妻と悠仁さま(写真:毎日新聞社/アフロ)

9月6日、秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが18歳のお誕生日を迎え、民法上の成年になられる。在学中は学業が優先ではあるが、今後は皇族として公の場でお姿を拝見することも増えるであろう。

皇室において41年ぶりの男子誕生だった悠仁さまは、お生まれになった時から常に注目を集め続けてきた。悠仁さまといえば「トンボがお好き」というイメージが強いが、いったいどんな方でいらっしゃるのだろうか?

これまで報じられてきた記事をたどり、一人の青年としての悠仁さまの素顔を探りたいと思う。

ココがポイント

▼小学校に入学した年、ご両親とともに初めて沖縄を訪問

悠仁さまが沖縄初訪問 「平和の礎」熱心にご覧に (テレ朝NEWS)

▼小学3年生の悠仁さまが作られた巨大な信号機

悠仁さま“実物大”信号機のオブジェ出品(日テレNEWS NNN)

▼高校の入学式で記者から想定外の質問を受け、悠仁さまの臨機応変な対応力は…

笑顔で「これスーツなんです」悠仁さま 筑波大附属高に入学 父・秋篠宮さま似のシルエット(FNNプライムオンライン)

▼高校1年生の時、学校の蓼科合宿に参加。山登りでは、他の生徒を手助けするなど優しい一面も。

悠仁さまが名曲を合唱!2泊3日の「蓼科合宿」を完全レポート【後編】(週刊女性PRIME)

▼この夏に公務で訪れた岐阜県の高校総合文化祭で、悠仁さまは積極的に質問。

・【ぎふ総文】悠仁さま、高校生と交流 絵画など作品観覧、制作者に質問も(岐阜新聞Web)

エキスパートの補足・見解

悠仁さまが幼い頃からの記事を見ていくと、関心を持っていることへの探求心が強く、やり遂げるまで熱心に取り組むご性格が伝わってくる。

皇室の方々の人となりやお考えを知ることができるのは、やはり成年記者会見だろう。現在のところ、悠仁さまの成年記者会見は、高校を卒業された令和7年3月以降に行われる見通しである。その会見で悠仁さまが話される内容や、ふとした仕草や表情からにじみ出る内面性に、大きな関心が集まることだろう。

皇室にお生まれになったお子様は、そのご成長をずっと国民が見守っていくことで、皇室と国民の距離が近くなり、親しみが生まれるものだと思う。悠仁さまの成年皇族としての歩みがこれから始まろうとしている。

放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)

2001年の愛子内親王ご誕生以来、皇室番組に携わり、テレビ東京・BSテレ東で放送中の「皇室の窓」で構成を担当。皇室研究をライフワークとしている。西武文理大学非常勤講師。日本放送作家協会、日本脚本家連盟、日本メディア学会会員。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)、『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)、『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)などがある。

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