元家政婦が教える「家の片づけでやってはいけないこと」片づけの順番はとても大事
長期休みが取れる8月に、思い切って片づけをしようと思っている人もいるのでは? 「絶対にキレイにするぞ!」と張り切っているからこそ、失敗しやすい場合がありますよ。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が、「家の片づけでやってはいけないこと」をご紹介します。
いきなりクローゼットの中身を全部出して片づけてはいけない
片づけというと、「まずはクローゼット!」なんて思っている人もいるかもしれません。ときめく服を残していくなど有名な片づけ方法もあるし、モノの多い場所のため、片づけ効果が大きい気がしますよね。しかし、服のいるいらないを見極めて、分類して、また収納していく作業は、じつはとてもハイレベルなこと。いきなりクローゼットの中身を全部出して片づけようとするのは、かなり無謀なチャレンジです。
最初にクローゼットから片づけを始め、1日で終わらなかった場合、そこで挫折して片づけが嫌になってしまう場合も…。いきなり大物に取りかかるのではなく、もっと小さなスペースから始めた方がいいでしょう。
リビングから片づけるのもNG
「クローゼットはダメでも、リビングから始めるならいいでしょう」と思いますよね。でも、リビングも片づけのとりかかりとしてはNGな場所です。リビングは、家族みんなの持ち物が集まるスペース。いるモノといらないモノの仕分けがしにくいところなのです。ひとり暮らしなら、リビングから片づけはじめても問題ありませんが、家族と暮らしているのなら、注意が必要ですよ。自分のモノではない場合、その都度いるのかいらないのか確認する必要が出てきて面倒ですよね。そして、絶対にしてはいけないのは、家族のモノを勝手に捨てること。部屋がキレイになっても、険悪なムードになってしまっては悲しいですよね。
小さなスペースからはじめるのがおすすめ
片づけは、いきなり大きなところから始めずに、小さなスペースからはじめましょう。短時間でも成果が出しやすく達成感も得られます。たとえば、洗面所や玄関から片づけるのがおすすめです。特に玄関がキレイになると、出かけたり帰ってきたりした際の気分がよくなり、片づけの効果が実感できます。
玄関の片づけは、壊れた傘や傷んだ靴など、明らかに使えないモノを捨てることからはじめましょう。まだ使えるモノを捨てるのは、なかなか難しいですが、使わないモノから捨てていけば、だんだん勢いが出てきますよ。
一気にやろうとせずに少しずつ進めよう
まとまった休みがあると、「この機会に一気に片づけよう」と、大胆なお片け計画を立てるかもしれません。しかし、その通りにできないと「やっぱり私ってダメなのかな…」なんて自己嫌悪に陥ることも。それは、あなたがダメなわけではありません! 一気に片づけるのは誰にとっても大変なことなのです。小さなスペースからはじめて、少しずつ片づけていきましょう。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の見解、体験を含みます。
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