キノコの「若返り成分」×「お酢」で生まれる3つの効果!!簡単♬ 炒めるだけで糖化予防
まだまだ紫外線が強いこの時期に食べてほしい「酢キノコ」
こんにちは^^管理栄養士の関口絢子です。
私たちの老化や病気の大きな原因の一つとして「糖化」があります。糖化というのは、糖とたんぱく質が結合することで本来のたんぱく質の機能を失うことを言います。さら酸化や炎症などのダメージが加わることでAGEという最終糖化産物となり、最終的に分解でずに体内に蓄積されることで老化や病気の原因になると言われています。
●この糖化を防ぐのに今回ご紹介する「酢きのこ」が役立ちます!糖化を防ぐには血糖値のコントロールがとても重要で、キノコなどの食物繊維の多い食品やお酢が血糖値の上昇を抑えてくれます。
●また、若返りの成分として注目されているエルゴチオネインという成分がきのこに含まれています。このエルゴチオネインは非常に高い抗酸化物質で、過酸化脂質や光老化を防ぎ美容面でも注目される成分です。
●そしてお酢の酢酸には糖化反応を防ぐ効果があります。お酢に限らずレモンなどの酸っぱいものに糖化反応を遅らせる効果があるので、体内だけでなく調理によって作られるAGEの発生も防いでくれます。
老化の原因である糖化を防いでくれるお酢とキノコを掛け算したレシピ、是非たっぷり作って食前に召し上がって下さい♬
《 酢キノコのレシピ 》
材 料
- キノコ(ひらたけ、舞茸、エノキ、椎茸) 600g
- オリーブ油. 大さじ4
- 昆布 1本
- 白だし 大さじ3
- 酢 100cc
- 甜菜糖 大さじ1
- 鷹の爪 1本
作り方
- 椎茸は石づきの部分だけカットして、味が染み込みやすいよう手でちぎっておく。
- えのきは下部分だけカットして半分に切ったらほぐしておく。
- 舞茸と平茸は適当な大きさに分けておく。
- 鷹の爪は種をとって、昆布は小さくカットしておく。
- 大きめのお鍋かフライパンにオリーブオイルを敷いて加熱する。
- 鷹の爪ときのこ、昆布をを入れたら炒め合わせる。
- キノコの量が半分以下になったら白だし、甜菜糖、お酢を加えて和えたら完成です!
ポイント
●エルゴチオネインは平茸に多く含まれています。どのキノコにもそれぞれ素晴らしい栄養が含まれているので、数種類のきのこをブレンドして調理するのがオススメです。
●キノコはお水で洗うと風味が飛んでしまうので、汚れた部分は固く絞った布巾でさっと拭く程度にしましょう。
●昆布はカルシウムが豊富で、お酢と一緒に摂ると吸収がよくなります。旨味も出るので是非入れてみて下さい。
レシピについて
きのこの旨味と昆布の旨味、唐辛子の辛味がピリッと効いて最高の味わいに仕上がります♬旨味が多い分酸味がまろやかで、とっても食べやすい一品。食事のおかずとしても、お弁当や作り置きとしても活躍してくれます。また、塩焼きそばや冷やし中華などの麺類、焼いたお肉やお魚の付け合わせやソース、カレーに入れたり、マヨネーズと和えてキノコのタルタルとしても楽しめます。とっても簡単にいろんなアレンジができて老化予防にもなるレシピなので、是非お試し下さい♬
★動画では、レシピはもちろん栄養についても詳しくご紹介しています!
★ 美味しい!簡単!体に優しい!そんなレシピ動画を配信しています。是非フォロー&チェックしてみて下さいね♬
★管理栄養士/料理研究家:関口絢子のウェルネスキッチン(チャンネル登録者数43万人)
筆執/レシピ:管理栄養士 関口絢子