【一日の疲れをリセット】全身ほぐしストレッチ
ストレッチとは、体の筋を伸ばすことです。筋肉が固くなってしまうと、関節の可動域が狭くなり、コリや痛みなどの体の不調を招いてしまいます。こちらの記事では、ストレッチをする際に意識して欲しいポイントと、全身をほぐすことができるストレッチをご紹介します。
ストレッチをすることで得られる効果
ストレッチをすることで得られる効果は、以下の5つです。
・関節の可動域を広げ、柔軟性を高める
・姿勢改善
・肩こりや腰痛などの軽減
・血行促進
・疲労回復
もう少し詳しく説明しますね。
関節と筋肉の関連について
わたし達の体の筋肉は、400程度あると言われています。たとえば、上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)が縮むことで、骨が引っ張られ、ひじが曲がります。このように、筋肉の動きによって関節が動きます。筋肉が固くなってしまうことで、関節の動きが悪くなってしまいます。
姿勢と筋肉の関連について
たとえば、猫背。上半身と下半身をつなぐ「腸腰筋(ちょうようきん)」が固くなることで、上半身が前に傾いてしまうことが、原因のひとつとしてあげられます。このように筋肉が固くなることで、姿勢が崩れてしまいます。姿勢が悪くなることで、肩こりや腰痛などが生じやすくなります。
巡りと筋肉の関連について
筋肉が固くなることで、血管を圧迫し、血の流れが悪くなってしまいます。また、リンパの流れも悪くなってしまい、疲労物質が排出されず、疲れがたまっていってしまいます。筋肉を柔軟にすることで、血流とリンパの流れが促進されます。
全身をほぐすストレッチ
最初にストレッチをする際に意識して欲しいポイントをお伝えし、全身をほぐすストレッチをご紹介します。今回ご紹介するのは、「動的ストレッチ」と言って、筋肉を縮めたり伸ばしたりするストレッチです。一日の終わりにすると、疲れがリセットされるのでおすすめです!
ストレッチのポイント
ストレッチをする際に、意識して欲しいポイントを3つお伝えします。
・20〜30秒かけて伸ばす
・しっかりと呼吸をしていく
・痛みのない、程よいところまで伸ばす
やり方
①左ひざを曲げ、右脚を横に伸ばします。左手を床におろし、右手を真横に広げます。
②息を吸って、吐きながら右手で天を仰ぎながら、上体を左真横に倒していきます。上半身が前に傾かないように、目線は天井方向。右肩を少し後ろに引き、右胸の筋肉を伸ばします。
③息を吸いながら、上体を真ん中に戻しつつ、左手を床から離していきます。
④息を吐きながら、右手を床におろし、左手で天を仰ぎながら上体を右真横に倒していきます。
⑤ゆっくりと呼吸に合わせながら、3〜5回ほど行います。反対側も同じように行ってください。